メールの信頼性

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投稿日:2008年05月12日 作成者:yasunaka

最近、いろいろな意味でビジネスインフラとしてのメールに疑問を感じることが多いです。

今日、社員の人がインターネットで注文した商品がまだ届いていないという話をしていました。楽天の店で注文をしたのですが、楽天からはすぐオーダー確認のメールが来たのだけど、店の方からはなかなか来なくて、確認のメールを送ったのだけど、それもまだ返答がない。仕方がないので電話したのですが、先方曰く、メールには返答した、商品も発送済みなのでもうすぐ届くと思う、ということでした。

先方の話が嘘でないとすれば、先方が返したメールが届かなかったことになります。その社員の人は個人のメールでやり取りしていたのですが、そのメールを受け取るまでにいくつかのスパムフィルタを介しているので、それが原因かもしれない、と話していました。でも本当のところはよくわかりません。

ちょっと別な話をすると、ビジネス上のセールス活動においても、メールはいまいち信頼性がないというか、意味が薄い媒体になってきていると思います。ちょっと前まではメルマガが流行っていた時期もありますが、今はあまりにもその類のものが多くなりすぎて、見てもらえなくなっているように思えます。

これだけ普及したインフラだけに、この状況は惜しいと思います。誰にでもコストをかけずに気軽に送れるがために、逆に信頼性の低い通信手段になり下がってしまったというわけです。

そろそろインターネット・メールとは別に、送信コストがかかる代わりに確実に相手に読んでもらえる「ビジネス・メール」の世界が出現してきてもいいように思うのですが、無理なんでしょうか?

タグ システム

Enterprise 2.0の9倍問題

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投稿日:2008年05月09日 作成者:yasunaka

ZD Net Japanのちょっと前の記事で、勝者と敗者を明確にするところに真の価値がある – Enterprise 2.0 SUMMITレポートというのを読みました。Enterprise 2.0という言葉は、ここで質問に答えているハーバードビジネススクール准教授のAndrew McAfee氏が提唱した言葉だったんですね。

ちょっと注目したのが、McAfee氏が「9X Problem」と呼んでいるものです。簡単に言うと、既にあるツールと新しいツールを比較する場合、使い慣れたものは3倍良く評価され、新しいものは3分の1の価値でしか評価しれもらえないので、既にあるツールを新しいツールで置き換えるには9倍以上いいものでないと受け入れてもらえないよ、ということらしいです。

9倍ねぇ。ボタンが9倍でかいとか、文字が9倍でかいというのならすぐわかるのですが、「良さ」が9倍というのは実際なんのことか、よくわかりません。ただ言わんとしていることは、革新的に良くならないと、ツールの移行は進まない、ということなのですね。

McAfee氏によると、Enterprise 2.0とは「企業内や企業間、あるいはパートナーや顧客との間で自由にソーシャルソフトウェアプラットフォームを活用する」ことらしいのですが、ここで言うソーシャルソフトウェアプラットフォームとはあるグループ内でコミュニケーションや情報共有を行うためのソフトウェアのことです。

一般にコミュニケーションや情報共有をする際には文章や図などを書いて、それをみんなに読んでもらう、という形式が一般的です。メールもWikiも掲示板も、結局のところ「何かを書いて、みんなに見てもらう」ということをシステム上で実現しているのに過ぎません。

9倍ルールで革新的に良くなろうとした場合、そもそもこの基本的な「何かを書いて、みんなに見てもらう」という部分を変えない限り、なかなか難しい気がします。この基本路線が同じである限り、目先を変えたところで「同類」とみなされてしまうのではないでしょうか?

「何かを書いて、みんなに見てもらう」という部分から離れて、システムにしかできない新しいコミュニケーションのあり方を実現したときに、初めて革新的なコミュニケーション手段が生まれると考えています。

# それがcrossnoteでありますよーに。 😎

タグ 雑談

JavaOne 2008

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投稿日:2008年05月08日 作成者:yasunaka

最近きちんと技術情報をウオッチできていなくて、JavaOneが始まっていたのに気付きませんでした。なんてこった。

でもなんというか、Javaってだいぶコモディティー化した技術になってきていて、悪く言えば新鮮さに欠けてきているように思えます。実際ITMediaのNewsには今時点ではJavaOneのニュースが1つも入っていません。@IT側は1つ入っていますけど。

ニュースの内容もJava FXがメインなのでしょうか? AIRやSilverlightについで第3のRIA構築ツールとしての登場ですが、なかなか両者に対するアドバンテージを得るのは難しいのではないかと思えます。というか、どれも勝者にならなかったりして…

Java FXの話を聞くと、JSFを思い出します。あれほど騒いだのに、今現在JSFで開発されているという話はごく少数です。(結局ほとんどがStrutsベース) まだまだ開発途上なので、これから増える可能性は否定できませんが、ちょっと期待はずれの部分があったのは確かです。

Java FXが同じ運命をたどらないと良いのですが、どうなのでしょうかね?

タグ 雑談

MS vs Yahoo!

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投稿日:2008年05月07日 作成者:yasunaka

5月3日にMicrosoftがYahoo!に対する買収提案を取り下げた、というニュースが流れていました。やっぱり根底にあるのは、Yahoo!としてはMicrosoftに飲み込まれてしまうのがいやだったのではないかと私は勝手に推測してしまいました。

会社は誰のもの?という問いかけに対して、「株主のもの」という教科書的な答えだけで考えるとMicrosoftの提案に乗って巨額の利益を得たほうがよかったのかもしれません。でも会社は営利組織であっても、単に「金儲けだけのための存在」ではありません。社員や創業者たちの特別な思いが詰まったものでもあり、さらにはさまざまな社会的責任がある器でもあります。

新しいIT企業はみな、何らかの形でMicrosoftを目標にしているのではないでしょうか? ITの業界でもっとも成功した企業であるだけに、Microsoftを抜くことを究極の目標に掲げて励んでいる会社も結構あるのではないでしょうか?

Yahoo!もネット企業の雄として、Microsoftを目標に掲げてきた部分があるのではないでしょうか? そうやって頑張ってきている社員達がいる中で、いきなり飲み込まれしまう、というのも割り切れない思いがあるのではないかと、私は勝手に推測しています。

タグ crossnote

工事進行基準に備えるには?

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投稿日:2008年05月01日 作成者:yasunaka

ちょっと前に工事進行基準の話に触れましたが、正直なところ、実務的なところがまだよくわかっていません。特に

■赤字プロジェクトの予定見積総原価の見直しはいつ行う?

■仕様変更による収益の変更管理はどうすべき?

などなど、実際にやってみないとよくわからないことだらけです。

仕様変更は、あらかじめバッファというか費用のプールを用意しておいて、期間内で発生する仕様変更をそのプールから取り崩して行う場合が多いと思いますが、その場合でも1件1件きちんと収益管理していくことが求められそうです。現場はその都度正確な見積もりを作って計上し、管理していかなければならないので、これだけで大変なことになると思います。

また要件のベースライン管理も重要になってきます。どこまで要件の範囲か、ということをきっちり詰めなければならないからです。

こうなってくると、要件に対して実現(実装)方法がいくつか考えられるような場合、お客様にとって一番良い解決方法を探る、ということがやりにくくなったように思えます。やりたいこと=要件に対してその実現(実装)方法は1つではありません。それを要件定義段階で事細かに指定しなかった場合には、たとえ多少難がある場合でも要件を満たしてさえいればそれで押し切ってしまう(お客様からみれば押し切られてしまう)ケースが多くなるのではないでしょうか?

結局、システム開発においては準委任契約で行える上流工程の比重が増し、単なる開発工程が圧縮される形になるのかもしれません。

またこの形態が一般化すると、開発工程のオフショア化が一層進展する可能性もあるかもしれません。日本国内では準委任契約の工程のみを行い、開発工程はオフショアで行う、といった感じです。今まではオフショア開発で行う場合、いちいち事細かに要件を定義しなければその通りに作ってくれないという部分があったと思いますが、これからは国内でもそうしなければならなくなる、ということになり、国内での開発メリットが低下することが予想されます。

一方で、受託業務ではアジャイル開発はかなり難しくなりそうですね。研究開発的な要素の大きい自社のパッケージ開発のような場合でないとアジャイル的な仕事の進め方はできなくなってしまうのではないでしょうか?

いずれにせよ、いろいろとインパクトがありそうですね…


ELECTRIBEおもしろい

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投稿日:2008年04月30日 作成者:yasunaka

ゴールデンウィークだってことで、ちょっと脱線です。
ITmediaニュースに生産終えるはずの「ELECTRIBE」、ニコ動で人気復活 「売れちゃってしょうがない」ってニュースが流れていました。

昔DTM(Desk Top Music)派だった血が騒ぎ、ちょっと見てみたのですが、これ1台でダンス・ミュージックができてしまう。YouTubeとかの演奏を見てみたのですが、かっこいいし、音楽も本物です。すごいと思いました。ソフトウェア・シンセサイザと違いリアルタイムで「いじりやすい」という点も非常に優れていると思います。

で、ちょっと調べてみたのですが、このELECTRIBEそのものはだいぶ昔からあるようです。例えばELECTRIBE MXというシリーズの中でも一番新しいほうの機種でも2003年発売と、ちょっと年季の入った商品のようです。そろそろ生産中止になりかけていたところ、ニコニコ動画やYouTubeで人気が出て、ここのところバカ売れしている、ということでした。

このELECTRIBE MXという製品、シーケンサーやデジタル・シンセサイザーの極地にある製品であるにもかかわらず、真空管がつかわれています。もちろんエフェクターとして、です。このバリバリのデジタル製品に真空管というミスマッチがなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。

今になってこのように取り上げられていますが、どうも最近まではそれほど売れていた製品ではないようです。製品があまりにもマニアック過ぎて、なかなか一般の消費者が手を出しにくい存在だったのではないでしょうか?

それが一旦YouTubeなどで取り上げられ出すと「血が騒ぐ」人たちに確実にアピールできた、というのが非常に興味深く思いました。どんなに優れたものでも、それを求める人にメッセージが届かなければ売れない、逆に求める人にうまくメッセージを届けることができれば、ものすごい勢いで売れだす。ここにビジネスの真理を見た気がします。

タグ 雑談

SaaSとセキュリティ

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投稿日:2008年04月28日 作成者:yasunaka

いま流行りのSaaSではサーバがインターネット上にあります。すなわちデータを社外に置くことを意味しています。ところが、この社外にデータを置くことに対してアレルギーというか、拒否反応を示す会社もあります。当然セキュリティ上の理由からでしょう。

社外にデータを置くことへの懸念は以下のような理由が考えられると思います。

1)重要データ流出の危険性
2)データが利用できなくなる危険性

他にもデータが勝手に改ざんされないか、とか、勝手に第三者に傍受されることがないか、といった懸念も考えられると思います。

でも不思議なことに、SaaSという言い方ではなく「運用のアウトソーシング」という言い方になると、同じように社外にデータを置くモデルであるにも関わらず、拒否反応を示すことがあまりないのではないでしょうか? これは運用のアウトソーシングといった場合、外部から閉ざされた形にすることができる点が魅力なのでしょう。(1)の懸念が少ない、というとことでしょうか。

このようにしても、(2)の懸念は同じようにあると思います。それに(1)にしてもアウトソーシング先をどれだけ信用できるか、という点にかかっていると言えます。

SaaSにしろアウトソーシングにしろ、業務を委託するのですから、どれだけ相手が信頼できるのか、という点にかかっていると思います。そういう仕組みを利用せず、すべて社内に囲っているのは、相手が信用できないから、ということの表れなのでしょう。

結局のところ、一番重要なのは「信用」ということなのでしょう。

タグ 雑談

参照リンクに対応します

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投稿日:2008年04月25日 作成者:yasunaka

来週月曜日にcrossnoteをVer 1.1.4にバージョンアップします。ここのところほぼ毎週バージョンアップしていますが、今回の目玉は次の2つです。

■ 参照リンクに対応します
■ Excelシートなどを直接、新規作成できるようにします。

crossnoteドキュメントにはいままで参照リンクの仕組みがなかったのですが、ようやく今回のバージョンで対応します。この参照リンクとは、文章中で「3.4 ほげほげ の章を参照してください」と書きたいときに、「3.4 ほげほげ」を参照リンクとして差し込めば、ダブルクリックでその位置にジャンプするようになります。

crossnoteの参照リンクは、Wordなどと違って同じドキュメントだけでなく、他のドキュメントへの参照リンクが作成できることが特徴です。しかも、他のドキュメントの構成が変わってパラグラフや図表などの番号やタイトルが変わった場合、参照リンクの番号やタイトルも自動的に更新されます。なのでドキュメント間での参照が多い場合には特にお勧めの機能です。

なお参照リンクにはURLも指定可能です。この場合にはブラウザが開きます。

そしてもうひとつの目玉が、新規作成のメニュー機能の変更です。今まではExcelファイルをcrossnoteで扱おうと思った場合、いったんデスクトップなどで作った上で取り込むといったようなことが必要だったのですが、今回の対応でExcelやVisioのドキュメントを直接crossnoteのメニューから作成できるようになります。(あ、もちろん対応するアプリケーションがインストールされていないと、参照や編集はできませんよ)

新規作成メニューは設定画面の「新規作成」のところで好きなアプリケーションが選択できるようになっています。(と言ってもあらかじめこちらで仕込んだアプリケーションしか選択できません)

なおこの新規作成メニューの変更は、今後の新しい新機能(?)への「布石」です。お楽しみに。

タグ crossnote

ビジネスにおけるITの革新って?

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投稿日:2008年04月24日 作成者:yasunaka

IT系のニュースを見ていていつも思うんですが、ここのところIT系のニュースをにぎわしているのはコンシューマ向けのいわゆるCGM(Consumer Generated Media)的なものばかりで、ビジネス向けの分野でのニュースというのが少ない気がします。これは単にビジネス向けの場合、地味なのでニュースとして取り上げられにくいのでしょうか? それとも目立っていないだけで、ニュースそのものはそれなりにあるのでしょうか?

確かにビジネス向けのITというのはおもしろくなさそう、とか、必要もないのに買わされて金を巻き上げられそう(?)とか、関係なさそう、とか、ニュースを見る側があまり興味を持って見る話題が少ないのかもしれません。

もう一つ考えられることが、寡占化です。ビジネスの世界でもIT化もだいぶ行き渡ってくると、今主流のものに満足してしまって、新しいものが入り込む余地がだんだんなくなってきているんじゃないかと思うのです。例えばSaaSは今一番の旬な話題かもしれませんが、実際にはその世界でも既にSales ForceとGoogleによる寡占化が進んできているように思えます。

日本の会社では何か新しいものを導入する際、横並び主義というか、他が入れていれば入れる、そうでなければ入れない、というスタンスの会社が結構多いと思います。これは日本の会社が根っからのリスク回避者というか、コンサバだからでしょう。なので、どこかすでに入ったところがあると、どんどんそこに集まる。そんな状況なのではないでしょうか?

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セールス

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投稿日:2008年04月23日 作成者:yasunaka

最近ある方にセールスの方法についてお聞きしたところ、昨日絵葉書が送られてきました。その絵葉書には一杯、私に対する励ましの言葉が書かれていました。

それを見て「はっ」としました。セールスは相手に物を売り込むことではなく、相手のニーズを捉え、その心に訴えかけることなのだと。

その方はそれを絵葉書という形で私に説明してくださったのだと思います。

技術者上がりの私は正直なところ、実地でのセールスの経験はほとんどありません。一応一通りそれなりに本などは読んで勉強しているつもりなのですが、本当に「腹に落ちた」状態になっているかというと、まだまだ上辺のあたりしか理解できていなかった、というのが本当のところです。

より本質の部分をマスターして自然に出来るようになりたい、と強く思いました。

タグ 雑談