投稿日:2024年09月30日 作成者:yasunaka
定期バージョンアップとして、ver 2.1.10をリリースしました。今回のバージョンアップではマークダウン記法のインポート・エクスポート対応などを行いました。crossnoteドキュメントをマークダウン形式でエクスポートしたり、逆にマークダウンで書かれたファイルをcrossnoteドキュメント形式に変換することができるようになりました。
マークダウン記法とは、文章を構造的に記述するためのマークアップ言語の1つで、HTMLに比べ入力が簡単でかつ学習が容易であるため、技術系サイトのドキュメンテーションフォーマットとして利用されるなど、近年利用シーンが広がってきています。最近流行のLLM(大規模言語モデル)の出力フォーマットとしてもマークダウン記法が使われており、より汎用性が高まりつつあります。
記号を使って段落や見出し、装飾などを自動的に表示できるため、見出しや本文、箇条書きなどのレイアウトを気にせず、素早く文章を入力することができます。
マークダウン記法では入力が容易でシンプルであることに重きを置いており、複雑な表現については対応していないものが多いです。例えば一般的のマークダウン記法の場合、表のヘッダーは必ず1行固定で、かつセル同士の結合などには対応していません。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2024年06月28日 作成者:yasunaka
定期バージョンアップとして、ver 2.1.9をリリースしました。今回のバージョンアップでは両端揃え/均等割り付けへの対応、派生ドキュメントの編集の改善、フォルダ単位の変更履歴対応などを行いました。
両端揃え/均等割り付けへの対応
両端揃えは改行以外の行は、テキストの折り返し位置を幅いっぱいとし、右端の揃えるので、表示がきれいになります。改行のある行は左寄せと同じとなります。
均等割り付けは改行のある、なしに関わらず、テキストを幅いっぱいになるように配置します。
派生ドキュメントの編集の改善
派生ドキュメントと派生元ドキュメントの比較・編集がより効率的にできるように改善しました。派生ドキュメント同士の比較の場合、参照・派生タブの内容(更新日時、更新者、更新コメント、警告の消し込み)などを構成比較画面上に表示します。
フォルダ単位の変更履歴対応
フォルダの変更履歴は、従来はフォルダそのものの変更履歴を表示していましたが、これをプロジェクトの変更履歴と同じ形式とし、対象のフォルダ並びに現時点におけるその下のファイルの履歴を表示するようにしました。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2024年03月29日 作成者:yasunaka
2024年3月29日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.8をリリースしました。今回のバージョンアップではプロジェクトをセットアップしていなくてもサーバー・リポジトリに対して直接ファイルやフォルダを修正できるようになりました。またcrossnote内でファイルのコピーを行う際、置き換えができるようになりました。
(1) サーバー・リポジトリに対するファイルの直接操作ができます
crossnoteでは通常、ファイルやフォルダを修正する場合、プロジェクトをセットアップしてから手元(ワークスペース上)で修正を行い、修正結果をサーバーにコミットする、という使い方をします。
通常のcrossnoteの使い方
1.まず、あらかじめ利用するプロジェクトをセットアップします。これによりサーバー・リポジトリからプロジェクトのファイル一式がPCにダウンロードされます。
2.ファイルの編集を開始する際、他の人に変更されないように対象のファイルをロックして編集を開始します。なおcrossnoteドキュメントの場合にはロックせずに同時編集が可能です。
3.コミットして、修正したファイルをサーバのリポジトリに格納します。編集ロックも解除します。
4.アップデートで、他の人が修正したファイルを取り込みます。
通常は、このように手元で修正を行い、修正した分をサーバー・リポジトリにコミットするという使い方をします。この方法には以下のようなメリットがあります。
- ある程度まとめてコミットすることで、コミット毎にどのような修正を行ったのかが管理しやすくなります。
- 修正を破棄して戻すのが容易です。
一方で、次のようなデメリットもあります。
- プロジェクトに含まれるファイル数が多いとセットアップに時間がかかる。
サーバー・リポジトリに対するファイルの直接操作
そこで、今回のリリースではプロジェクトをセットアップしない状態でもサーバー・リポジトリのファイルやフォルダを直接操作できる機能をリリースしました。
サーバー、クライアントともにver 2.1.8以上の場合、以前は参照だけ可能だったサーバー・リポジトリ画面に「即時コミット処理を有効にする」というボタンが追加されます。このボタンをチェック状態にしておくと、この画面からファイルの操作ができるようになりました。
以下のような操作が可能です。
- ファイルやフォルダのインポート
- 削除
- 名前の変更
- フォルダの新規作成
- コピー
- 移動
操作を行い、画面上でOKをすると即時にサーバーにコミットされます。コミットの際、コミットコメントを入力することができます。また即時コミットした場合でも変更履歴が記録されます。
なお以下のようなことはできません。
- crossnoteドキュメントの編集
- 元に戻す(UNDO)/やり直し(REDO)
- テンプレートから選択して新規ファイルを作成すること
(2)crossnote内でファイルのコピーを行う際、置き換えができるようになりました
ファイルのコピーをおこなう際、同じパス位置で同じファイル名のファイルがある場合、置き換えを行うか、それとも別ファイルとしてコピーするかを選択できるようになりました。フォルダ単位での置き換えもできます。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2023年10月13日 作成者:yasunaka
少し予定より遅れたのですが、2023年10月13日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.6をリリースしました。今回のバージョンアップではpluginのバージョンの集中監視機能、crossnoteドキュメントの比較におけるイメージデータの扱いの変更などを行っています。またセキュリティ向上のためにcrossnote HIVEやcrossnote Shareの最新化を行っています。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2023年07月03日 作成者:yasunaka
先週末の2023年6月30日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.5をリリースしました。今回のバージョンアップではDocFlowにおいてElasticsearchやSQLデータベースからデータを取得して表を作成したり、チャートに変換してドキュメントに貼り付けうことができるようになりました。またcrossnoteドキュメントの書式設定において、目次や箇条書き等についての設定が増えました。
例えばこのようなチャートをExcelやSQLデータベース、Elasticsearch、kintoneなどからデータを取得してドキュメントに張り付ける、などといったことができます。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2023年03月30日 作成者:yasunaka
本日、2023年3月31日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.4をリリースしました。今回のバージョンアップではcrossnoteドキュメントの表現力を高めるための対応として、角丸枠や、背景イメージ、見出しの上罫線への対応などを行いました。またPDFやHTMLへのエクスポートについても、よりきれいな出力が得られるようになりました。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2023年03月29日 作成者:yasunaka
2023/4/5(水)-7(金)、東京ビックサイトで開催される Japan IT Week 春に出展いたします。このJapan IT Week 春は日本最大のIT展示会で、弊社はこの中の「AI・業務自動化展」エリアに出展いたします。
展示内容は crossnote および EDITROOM となります。デモを準備しております。
皆様のご来場をお待ちいたしております。
(なおJapan IT Week 春には招待券が必要です。招待券はJapan IT Week 春のホームページからお申し込みください。)
投稿日:2023年01月13日 作成者:yasunaka
本日、2023年1月13日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.3をリリースしました。このバージョンアップではWebhook機能の拡張やcrossnote Shareの機能改良などを行っています。
WebhookとはWebアプリケーション間で更新情報などをリアルタイムに連携する機能です。Webhookを設定しておくと、例えばcrossnoteでファイルをコミットしたり、ドキュメントステータスを変えたりすると即座に指定したWebアプリケーションに変更通知を連携することができます。WebhookはWebアプリケーション間を設定だけでインテグレーションすることができる、優れた仕組みです。
EDITROOMのローンチと同時にcrossnoteでもWebhook機能が使えるようになったのですが、最初のバージョンでは例えばcrossnote上でファイルをコミットされたらそれでEDITROOMを実行してレポートを作成する、などといったことを実行する場合、crossnoteとEDITROOMの間にZapierなどのWebアプリケーションの統合サービスを経由させる必要がありました。なぜならばcrossnoteのPOSTするWebhookメッセージと、EDITROOMを実行するためのWeb APIは別物なので、その間でメッセージの変換が必要だったからです。もしcrossnoteのPOSTするWebhookをEDITROOM専用にしてしまうと、それ以外のWebサービスでは使いずらいものになってしまう可能性があります。
今回のWebhook機能の拡張では、このcrossnoteからPOSTするWebhookメッセージをカスタマイズできるようにしました。これにより、通知先のWeb APIの仕様に合わせたメッセージをPOSTできるようになり、crossnoteからEDITROOMへWebhookを直接接続することが出来るようになりました。
今回のバージョンアップのもう一つの目玉はcrossnote Shareの機能改良です。crossnote Shareはcrossnoteのオプションの1つで、これを用いると、外部のユーザがアップロードしたファイルをcrossnoteに取り込んだり、逆にcrossnote上のファイルを外部のユーザに送信したりすることができます。今回の機能改良ではセキュリティポリシーへの対応(パスワード運用や2段階認証への対応など)、および大量のShare BOXを運用する場合へのサポート機能が追加になりました。
興味のある方はぜひお問い合わせください。
投稿日:2022年09月30日 作成者:yasunaka
9/30にcrossnoteの定期バージョンアップとしてver 2.1.2をリリースしました。 通常、定期バージョンアップは3月末、6月末、9月末、12月末の年4回を基準としておりましたが、今回は前回のver 2.1.1から約1年ぶりのリリースとなります。
今回のバージョンアップではDocFlowの機能改良やロゴ・背景イメージ対応、HTMLコンバータのレスポンシブ・テーマ対応などを行いました。また一般のcrossnoteユーザのIDでシステム管理ツール(admintool)のユーザIDを兼用できるようになりました。
詳しい内容についてはこちらを参照してください。
さて、あともう少しでcrossnoteを元にした新しいサービスをご紹介できると思います。今回のバージョンアップはその新サービスに向けた布石です。お楽しみに。
投稿日:2021年10月29日 作成者:yasunaka
10月29日にcrossnoteの定期バージョンアップを行いました。なお通常、定期バージョンアップは3月末、6月末、9月末、12月末の年4回を基準としており、今回は本来は9月末に実施する予定のものでしたが、約1か月ほど遅れてのリリースとなります。
このバージョンアップではバグ対応の他、ワークスペースの操作のUNDO/REDO対応、承認時点のドキュメントのエクスポート対応などを行いました。
ワークスペースの操作のUNDO/REDO対応
ファイルの作成や移動、削除など、ワークスペース上の操作について、UNDO(元に戻す)/REDO(やり直し)に対応しました。ワークスペースViewが選択されている場合に、編集メニューの「元に戻す(CTRL-Z)」や「やり直し(CTRL-Y)」でそれまでの操作についてUNDO/REDOが実行できます。
承認時点のドキュメントのエクスポート対応
承認されたドキュメントをプロジェクト毎に一括して取り出す機能を追加しました。変更履歴Viewが選択されている状態(変更履歴Viewのタブが白くハイライトされている状態)で「ファイル」メニュー→「エクスポート」→「エクスポート…」を選ぶと、変更履歴Viewに表示されている内容をExcelファイルにエクスポートすることができます。