crossnote ver 1.2.2リリース
投稿日:2008年07月31日 作成者:yasunaka
今夜、予定どおりにいけば crossnoteをver 1.2.2にバージョンアップします。今回のバージョンは主に細かい使い勝手の改善で、大きな機能追加はありません。
主な内容は、
1.Proxy認証関連の修正
2.Word 97/2000ファイルの変換取り込み(暫定版)
3.質問&課題管理表のフィルタ機能の改善
4.表の使い勝手の改善
といったところです。
投稿日:2008年07月31日 作成者:yasunaka
今夜、予定どおりにいけば crossnoteをver 1.2.2にバージョンアップします。今回のバージョンは主に細かい使い勝手の改善で、大きな機能追加はありません。
主な内容は、
1.Proxy認証関連の修正
2.Word 97/2000ファイルの変換取り込み(暫定版)
3.質問&課題管理表のフィルタ機能の改善
4.表の使い勝手の改善
といったところです。
投稿日:2008年07月30日 作成者:yasunaka
ソフトウェア開発に関するデスマーチについて調べているうちに、デスマーチには敵がいることがわかりました。そうですよね。何か敵がいるから、デスマーチになるわけです。
でもどういうわけか、あまりその敵について言及しているものは少ない気がします。遠慮? 体裁? 人間関係? 仕事? いろいろな要因が絡んでいるのでしょうが、デスマーチが如何にひどい状態かが書かれていても、その敵について詳しく書いているものはあまり多くありません。
でも何が敵なのかがはっきりしないことには、対策が打てるわけがありません。(でも上記のようなケースは、敵ははっきりしているのだけれども、対策が打てない状況を表している気もする)
ここで言う敵とは、デスマーチに至った根源的な原因です。もちろんその原因だけではなく、いろいろな要因が絡み合ってその状態になってしまうのだと思いますが、でも誰もが声には出さないまま、心の中では、「これは×××のせいだー!」っていうのがあるのではないでしょうか?
敵をあぶりだすことは、デスマーチを減らすための第一歩でしょう。
でもそれを声高に言えないという点に、デスマーチが起こるそもそもの理由があるのかも。目的をきちんと共有するなど、風通しを良くするための努力をしていれば、起こりにくくなるかもしれません。
投稿日:2008年07月28日 作成者:yasunaka
最近、「キャズム」(ジェフリー・ムーア著、川又政治訳 翔泳社)という本を読んでいるのですが(これも同じ営業を教わっている方に勧めらた本です)、当社のようなテクノロジー・ベンダが立ち上がるには、その初期段階においてイノベータ(テクノロジー・マニア)に続いて、アーリーアダプタと呼ばれるビジョナリーが必要だ、と書いてあります。
キャズムという話は、むしろそのあとのアーリーアダプタからアーリーマジョリティに移行する際に、深い谷(キャズム)があり、難しいよ、というのがメインなのですが、今の私の関心事は、初期段階からどう離陸するのか、という点なので、ビジョナリーという言葉が強く印象に残りました。
ビジョナリーとは、自分の夢を描き、それに向けてリスクを取って行動することを厭わない人だと言えます。つまりコンサバなタイプではビジョナリーとはなり得ません。
私たちは、私たちの思い描く夢と、そのビジョナリーの夢を一緒に共有していきたい。そしてビジョナリーのためであれば、最大限の努力によって、その夢の実現し、喜びを分かち合えるようにしたいと思います。
これは、先日ブログで書いた「顧客との対話をベースに、ベストプラクティスをいち早く取り込み、誰よりも早く成長するシステムサービスを提供できること」という話とぴったり一致する戦略だと考えています。
我こそはビジョナリーだ、と思う方。ぜひコンタクトしてください。
投稿日:2008年07月25日 作成者:yasunaka
ここのところ、アップデイティットの会社としての強みって何だろう、とずっと考えてきました。将来会社を発展させるにあたって、他の会社と何が違うのか、を明確にしなければならないからです。
ここで言う会社としての強みとは、商品の強み以外の、会社としての強みのことです。会社の成長戦略を描くうえでは、会社としてどこが他と違うのかを明確にできなければ、将来に渡る成長曲線を描くことができません。
そして最終的に達した結論が、次のことです。
「顧客との対話をベースに、ベストプラクティスをいち早く取り込み、誰よりも早く成長するシステムサービスを提供できること」
これは今まで私が過去のSE時代を通して実践してきたことです。
私はもともとは金融系のSEとして、キャリアの大半はデリバティブやスワップ、債券トレーディングなどを扱う、フロント・ミドル分野にかかわってきました。こられの分野では売れる商品がどんどん変わり、如何にそれに先んじて対応できるかが勝負の決め手です。ですのでいつも私は顧客のそばにいて、顧客との対話をベースに彼らの望むものをいち早く提供することができるか、という点に注力してきました。
その結果、顧客の方にびっくりされるのがたまらなく好きだったんです。そして実際そうすることが、顧客の利益に結びついていたと考えています。
そしてそれを実現するためには、どのようなシステムでなければならないかを常に考え、オブジェクト指向プログラミングを実システムにいち早く導入したり、RAD手法やイテレーション開発などを活用したりなど、その時代の最先端の仕組みをいち早く利用して、勝負を乗り切ってきました。
こういったことを通して得たノウハウが、先に書いた「顧客との対話をベースに、ベストプラクティスをいち早く取り込み、誰よりも早く成長するシステムサービスを提供できること」だと考えました。
次のステップは組織としてこれをDNAとして確立し、浸透させることです。
がんばります。
投稿日:2008年07月24日 作成者:yasunaka
先日、成功報酬型の業務システムの話を聞きました。そのシステムで扱ったものが売れると、1つ売れる毎にいくら、というのが決まっていて、その分お金が入る仕組みだそうです。開発元はその分リクスをとっていて、開発元がその費用の大部分を負担しているようで、導入費はかなり抑えられていると聞きました。
対象の商品が売れると儲かる仕組みです。リスクはありますが、面白い商売だと思いました。システムを使う側としては商品が売れたときにその分支払えば良いので、システムコストをあまり気にせずに導入できます。ランニングコストとしては効いてくるのですが、売れるか売れないか、売ってみないとわからないのが商売です。売れなければコスト負担が非常に少ないというのは魅力的でしょう。
言い換えると、システムの初期費用を軽くカバーできるほど売れるとわかりきっているものには、この仕組みは使われにくいのかもしれません。その場合にはシステム開発コストを負担してでも、ランニングコストを下げたほうがいい、という判断になるでしょう。
しかし大半の商品というのは、どの程度売れるのかがはっきりしないものではないでしょうか? このようなシステムがあれば導入する側は大抵は飛びつくと思います。またシステムを売る側としても顧客が儲かれば自分も儲かるという、Win-Winの関係を築けます。
「顧客とともに栄える」非常に良い仕組みのように思いました。
投稿日:2008年07月23日 作成者:yasunaka
先週、あるセミナーで話を聞いてきたのですが、その際に講師の話を聞いていて非常に印象に残ったことがあります。それは「成功者をまねると成功しやすいらしい」ということです。
そりゃ当たり前といえば当たり前ですね。でもこの当たり前のことが以外とみんなできないんで、成功できないのかもしれません。
で、この成功者をまねるというのは、そういう人たちから直接話を聞いたり、一緒に仕事をしたりして、いろんなことを学ぶという点が一番の秘訣のようです。成功した人たちに囲まれていると成功しやすくなる、という話を聞きますが、これはそういう効果(成功者から自然に学ぶ(まねる)ことができる)が大きいのでしょう。
そしてそうするためには、やはり自ら動いて、そういう成功している人たちに接触できるように努力しなければならないのだと思います。
昨日お会いしたある方もある分野で非常に成功されている方なのですが、成功が成功を呼ぶように、自然にそうなった、と話していました。その方も非常に外交的な人で、とにかく人と話をしているのが仕事、という感じらしいのですが、そのように多くの人と情報交換をしていく中で、自然に成功への種を得てきているように思えました。
頭でっかちで、動かないのはだめなようですね。
投稿日:2008年07月22日 作成者:yasunaka
最近、仕事先でインターネットが使えない、という話をよく聞くようになりました。ソフトもインストール不可だそうです。個人が使うファイル共有ソフトなどにより個人情報漏洩が発生したり、ウィルスが蔓延したりなど、いろいろ事故が起こっていますので、それを回避するためにはやむを得ない処置なのでしょう。
しかし仕事の種類にもよるかもしれませんが、システム関連の仕事でインターネットが使えないと、ちょっとした調べものもできずに、仕事の能率が非常に低下すると思います。今はなんでもちょっとググればわかってしまう時代。10年前までは非常に貴重だった情報が、インターネットに溢れています。でももし、仕事上でこれらの情報を利用できないとすると、大きなロスをしているかもしれないのです。
とはいってもインターネットで能率がアップする仕事というのは限られているのかもしれません。また逆にインターネットが見れることで能率が下がっているケースもあるのかも。
私はインターネットがないと仕事になりません。しかし、以前Yahoo!をWebブラウザのホームページにしていたのですがが、これは仕事の能率を下げていた気がします。どうも気になるニュースが出ているとクリックしてしまうのです。仕事で使うWebブラウザのホームページはGoogleのトップページ(検索だけのやつ)か、何も表示しない状態にしておくべきかも。
投稿日:2008年07月18日 作成者:yasunaka
タイトルの「神は細部に宿る」とは、先日紹介したインビジブル・マーケティングに紹介されていた言葉で、20世紀建築界の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの有名な言葉だそうです。
このインビジブル・マーケティングの中での「神は細部に宿る」という言葉は、顧客を本当に魅了したければ、細かいところまで神経を行き届かせなければならない、という意味で使われています。逆にいうと、そういうこだわりが顧客を満足させるということでもあります。
先日iPhoneについて書いたときに、「徹底していること、妥協を感じさせないこと」がすごい、と書いていたのですが、これがまさに「神は細部に宿る」という言葉の実践例なのではないでしょうか?
ソフトウェアの世界でいうと、単に機能を充足しているだけでは「神が降りてきた」状態にはならないのだと思います。ほんとにちょっとしたことでも気の利いた動きができるかどうか、どれだけ使い方がわかりやすくなっているか、にかかっているのでしょう。
最近、ソフトウェアのサービス化が謳われるようになってきましたが、そのためには単に機能の充足だけではなく、「神は細部に宿る」という観点で考えることが重要なのだと思います。
crossnoteもこの「神は細部に宿る」と思って頂けるよう、頑張っていきたいと思います。
投稿日:2008年07月16日 作成者:yasunaka
昨日、主にIT系の社長の方などが集まるある会合に出ていたのですが、その方々のパワーに圧倒されました。圧倒された、なんて言っている時点でダメですが、そのぐらい、パワー溢れる方々が多く、驚きました。
そして一番感じたのは、やはり中小企業では社長が一番の営業マンでなければならないのだということ。みなさん自社の製品を売り込むのがうまい。そして、まずはいかに相手の関心を引くか、ということに徹底的に注力しているようです。
そうです。一度興味を引いてもらえば、後は話が楽なのです。最初から「?」という状態ではなかなか話が進まないわけで、その興味を引いてもらうために、皆さん、あの手、この手でアピールしていました。
私もできるだけ客観的にアピールできることを、常に頭に入れておかねばならないと、強く思いました。
投稿日:2008年07月15日 作成者:yasunaka
日経ソリューションがITソリューションには「夢」があるというタイトルで300号記念特集を組んでいます。読んでみたのですが、私の個人的感想なのですが、なんというか、わくわく感があまりないというか、正直なところ夢を感じる部分が少なく思えました。
これは私の感性の問題かもしれません。
なんというか、「これ、すげー」って思える話があまりなかったのです。今の技術は昔の技術に比べ、洗練されていますし、すごい部分がいっぱいあると思うのですが、過去からの延長線上で予想のつくものが多く、突拍子もないような、突出したものというのはあまりない気がしたのです。
一方で、例えばiPhoneは「すげー」って思ったのですが、この違いは何なのでしょうか? iPhone自体も細かい要素技術を見ていけば、過去からの延長線上にあるものの組み合わせですし、iPhoneのコンセプトも日本には似たようなものが既にある状態だと思います。でもやっぱり、iPhoneは「すげー」っと思うのです。
iPhoneの例でいえば、それはやはり徹底していること、妥協を感じさせないことに尽きると思います。ここまでやるか、という驚きです。そしてその徹底する方向というのが、アイデアにあると思います。つまりアイデアを徹底的につぎ込んでいる点に私は驚嘆しました。マルチタッチなどはその最たる例です。
iPhone以外にも、私が過去において夢を感じた製品というのは、みんなアイデアがいっぱい詰まった製品でした。例えば昔、Excelを使い始めたときに、Macroの仕組みに驚嘆し、夢を感じました(今では悪者の代表のように言われていますが)。 WebブラウザでJavaアプレットを最初に見た時も、Web上で動作するという斬新なアイデアに驚き、夢を感じました。(ここら辺の話は、人によっては「えー!?」って言う人もいると思いますが)
みなさんはITにどのような夢を託しますか?