会社の強み
投稿日:2008年07月25日 作成者:yasunaka
ここのところ、アップデイティットの会社としての強みって何だろう、とずっと考えてきました。将来会社を発展させるにあたって、他の会社と何が違うのか、を明確にしなければならないからです。
ここで言う会社としての強みとは、商品の強み以外の、会社としての強みのことです。会社の成長戦略を描くうえでは、会社としてどこが他と違うのかを明確にできなければ、将来に渡る成長曲線を描くことができません。
そして最終的に達した結論が、次のことです。
「顧客との対話をベースに、ベストプラクティスをいち早く取り込み、誰よりも早く成長するシステムサービスを提供できること」
これは今まで私が過去のSE時代を通して実践してきたことです。
私はもともとは金融系のSEとして、キャリアの大半はデリバティブやスワップ、債券トレーディングなどを扱う、フロント・ミドル分野にかかわってきました。こられの分野では売れる商品がどんどん変わり、如何にそれに先んじて対応できるかが勝負の決め手です。ですのでいつも私は顧客のそばにいて、顧客との対話をベースに彼らの望むものをいち早く提供することができるか、という点に注力してきました。
その結果、顧客の方にびっくりされるのがたまらなく好きだったんです。そして実際そうすることが、顧客の利益に結びついていたと考えています。
そしてそれを実現するためには、どのようなシステムでなければならないかを常に考え、オブジェクト指向プログラミングを実システムにいち早く導入したり、RAD手法やイテレーション開発などを活用したりなど、その時代の最先端の仕組みをいち早く利用して、勝負を乗り切ってきました。
こういったことを通して得たノウハウが、先に書いた「顧客との対話をベースに、ベストプラクティスをいち早く取り込み、誰よりも早く成長するシステムサービスを提供できること」だと考えました。
次のステップは組織としてこれをDNAとして確立し、浸透させることです。
がんばります。