crossnote ver 1.7.7リリース

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投稿日:2015年04月07日 作成者:yasunaka

通常のスパンより早めなのですが、昨日、4月6日にcrossnote ver 1.7.7をリリースしました。

今回のバージョンアップの目玉は以下の2点です。

120M byteを超えるファイルへの対応

例えばDVDのISOイメージ(4.7G byte)を丸ごと保存したり、新薬開発のCDISCの臨床データ(数G byte)も保存できるようになりました。

従来のcrossnoteでは、120M byte以上の大きさのファイルは「リンクファイル」として扱っていました。リンクファイルとは、ファイルの場所情報だけを管理する方法です。 ちょうど、Windowsの「ショートカット」のようなもので、ファイルそのもの(実体)は管理できませんでした。crossnoteでは細かく履歴を管理するためにディスクスペースを消費したり、クライアント側のファイルを暗号化するためにメモリが必要だったりなど、性能上の理由から巨大なファイルを扱うことができませんでした。

今回のバージョンからは、120M byteを超えるファイルの場合、ファイルの実体を自動的に専用ストレージ(shareストレージと呼びます)にアップロードし、それへのリンクファイルとして扱うようになりました。使い勝手は他の通常のファイルとあまり変わりません。巨大なファイルでもアップロード、ダウンロードを高速に安定して実行できる仕組みを用意し、性能面での問題を克服しています。なおこの専用ストレージは巨大なファイル向けという点を考慮し、履歴を持たないようにしています。

クライアント・エディション対応

crossnoteは機能が豊富なのが仇となって、「難しそう」、「使いこなせないのではないか」、という意見を頂くことが多々ありました。そこでユーザのレベルに応じて機能を限定し使いやすくするエディションを複数用意しました。

普段から使う人に比べ、たまにしか使わない人にはできるだけ機能を絞り込んだほうが使い方を覚えてもらう手間が少なくて済みます。 また機能を限定したエディションはローコストでご使用いただけます。

  • コンプリートエディション … 今までと同等の完全版
  • レビュアーエディション … レビュアや承認申請者用エディション
  • ライトエディション … たまに使う方向け。読み書きができる最低限の機能に絞っています。
  • 参照専用エディション … 参照のみの方向け

例えばコンプリートエディションが20ユーザでライトエディションが100ユーザなどのように、各エディション毎に必要な数だけライセンスをご購入頂けます。ユーザへのエディションの割り当ては管理者機能で集中管理します。インストーラは各エディションで同じものを使用するので、管理も簡単です。

こちらのページに各エディション毎に使える機能の比較表を載せましたので、ご参照ください。

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