crossnote ver 1.7.10リリース
投稿日:2016年02月15日 作成者:yasunaka
2016年最初のリリースのお知らせです。2月15日に、crossnote ver 1.7.10をリリースしました。
今回のバージョンアップでは様々なアプリケーションとの連携を容易にする「フォルダ同期」機能を追加しました。また他の文書管理システムとの間でのデータ移行を簡単にする「データ移行ツール」も追加しました。
フォルダ同期機能について
crossnoteは様々なアプリケーションのファイルを扱うことができますが、一般のOSとは異なるファイル管理方式を採用しており、例えばAdobeのInDesignにおける画像ファイルなど、複数のファイルを同時に扱うアプリケーションでは使いにくい場合がありました。
フォルダ同期機能を使うと、プロジェクトのデータをOS上の通常のフォルダやファイルとして扱うことができるようになり、InDesignなどのアプリケーションでも連携して利用しやすくなりました。
使い方は「フォルダとの同期を開始」にチェックを入れるだけで、簡単です。
同期を開始すると、プロジェクトのデータが同じフォルダ構成でエクスポートされます。crossnoteのワークスペースに修正を行った場合、即座にOS側のファイルも修正されます。またOS側のフォルダにファイルを追加したり削除した場合、それらがcrossnote側に自動的に取り込まれます。コミットや修正の破棄などの操作は今まで通りです。
ちなみにcrossnoteはWindowsだけでなく、MacOS XやLinuxもサポートしています。このフォルダどの同期機能はMac OS Xでも動作しますので、Macを使っているデザイナーとデータをやり取りする仕組みとして使うのにもお勧めです。
データ移行ツール
他の文書管理システムとの間でのデータ移行作業を容易に実行できる仕組みとしてデータ移行ツールをリリースしました。これを使うとメタ情報(属性キーワード)や最終更新日時、改訂バージョンなどのメタ情報をExcelで受け渡すことができます。またデータ検証用キーを用いてデータ移行が確実に実施されているかを検証することもできます。
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