用意周到、準備万端、先手必勝

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投稿日:2011年09月18日 作成者:yasunaka

タイトルは今日の日経新聞の「私の履歴書」の中で特に印象に残った言葉です。

今月の「私の履歴書」は、元伊藤忠商事会長の室伏稔さんが書いていらっしゃいます。今日の話では、室伏さんが伊藤忠で仕えた上司として瀬島龍三さんのことを書いていますが、あまりにもすごいので、読んでいて思わずゾクゾクしてしまいました。

・指示が常に明快かつ的確

・叱るべきときは叱るが、その後のケア、気配りも忘れない

・日常業務での指導
(1) 報告書は必ず紙1枚にまとめる
(2) 結論を先に示す
(3) 要点は3点にまとめる

最後の報告書のまとめ方は、今ではその手の本で見る内容ですが、昔からこれを実践・指導していたのがすごいです。特に「どんな複雑なことでも要点は3つにまとめられる」と言い切ってしまうところがすごい。これは徹底的に頭を使わないとできないことで、そうやって考えに考え抜いて、搾り出した結果を要点としてまとめておけ、ということを言っているのでしょう。

そして、その卓越した交渉術にも触れていて、「徹底的に準備をしてから事を始め、とにかく相手に先んじることが必勝の道」、つまりタイトルに書いた「用意周到、準備万端、先手必勝」による交渉術が「神わざ」だった、と書いています。

まずは実践ですね。意識してやってみよっと。

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恋のテロリストNO.1

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投稿日:2011年09月03日 作成者:yasunaka

このブログにはあまりふさわしくないタイトルですが 🙂 これは、先日なんと25年ぶりに(!)ようやく見つけ出した曲のタイトルです。

きっかけは先日Webをいろいろ徘徊していたときのことです。あるブログで何か聞いたことのあるようなタイトルが… もしやと思い、そこからいろいろ検索したら、25年前にラジオで聴いて一発で気に入ったのにも関わらず、アルバム名がわからなくて買えなかった曲に、25年後の今、再会できたんです。感激!

この曲に出くわしたのは、当時NHK-FMでやっていたサウンドストリートという番組ででした。当時、坂本龍一担当のときに、アマチュアの作った音楽などを批評するデモテープ特集という、神番組をやっていて、私もこれを非常に楽しみにしていました。(ちなみにデモ「テープ」ですからね、時代を感じます)

このデモテープ特集の際、コメンテーター(?)として参加された方の曲として紹介されたのが、この「恋のテロリストNO.1」だったのです。聴いたとたん、あまりのインパクトに私は一発でヤラレてしまいました。歌詞の過激さが目立つ曲なのですが、それ以上に曲の作りが私の趣味にあまりにもピッタンコで、こりゃーすごい、絶対欲しい!、と思ったのですが… その当時まだインターネットも無く、入手できる情報が限られていたのもあって、結局誰の作品なのかもわからずにそのままになっていたんです。

ただ曲名だけをなんとなく覚えていて、先日たまたまあるブログを見ていたら、あれ?これは? となって、そこからいろいろ調べてみたら…わかりました。

アルバム名は「おしゃれテレビ」。MIDI Inc. (1986年)
作曲家は野見祐二。たぶん、この方がデモテープ特集にコメンテーターとして出ていたのだと思います。

「おしゃれテレビ」は5曲入りのミニアルバムで、「恋のテロリストNO.1」以外に「踊るクエン酸回路」、「真昼の星」、「音楽爆弾」、「アジアの恋」という曲が収めれています。坂本龍一がヒアノで参加していたり、EPOも参加していたりなど、布陣もすごい。早速AMAZONでポチってしまったのですが、「恋のテロリストNO.1」はもちろん、この曲と同じ吉永敬子がボーカルの「アジアの恋」もとても気に入りました。ちなみに「アジアの恋」はインストルメンタルで坂本龍一がカバーしているらしい…

野見祐二という方は、坂本龍一がアカデミー賞音楽賞を受賞したラストエンペラーの編曲を担当していたり、スタジオジブリの作品の音楽を担当していたりと、結構すごい人のようです。ですが、あまり表には出てこないみたいですね。私も今回調べるまでは、まったく知りませんでした。実際、自身のアルバムは今のところ上記の「おしゃれテレビ」が唯一のようで、それ以降は特に出していないみたいです。隠れた才能ですね。ちょっともったいない。

(これを見つけた日は、興奮して夜眠れなくなってしまったことを付け加えておきます。 😉 )

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