crossnote ver 1.7.16リリース

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投稿日:2017年07月12日 作成者:yasunaka

7月11日(火曜日)にcrossnote ver .17.16をリリースしました。これは3か月タームで予定している定期リリースの一環です。

今回のリリースではcrossnoteドキュメントのエディタ関連の改善やフォルダ同期機能の改善等を行いました。今回のリリースは正直なところ、非常に細々とした改善ばかり(例えば見出し部分だけ勝手に変えられないように編集禁止にしたり、特殊なナンバリングに対応したり等)なのですが、本当に使ってもらえるものに昇華するためには、こうした改善の積み重ねこそ大事だと私たちは考えています。

 

crossnoteは製薬業界でも様々な形でお使い頂いており、ここ最近引き合いが増えているのですが、その際crossnoteをXML Authoringツールとして認知して頂いていることがあります。製薬業界にはドキュメンテーションを効率化することで業務改善が図れるケースが多々あり、XMLという技術を使ってドキュメンテーションの問題を解決するという観点で、そのニーズにマッチしているのだと考えております。

ただし、crossnoteドキュメント・エディタは、一般的なXML Authoringツールとはだいぶ趣が異なります。

たとえば、一般のXML AuthoringツールはDTPやマニュアル作成など、主に印刷物を作るためのツールであり、そういった印刷物を作るプロ・ユーザやエンジニアのためのツールであることがほとんどです。

一方crossnoteは、ドキュメンテーションが重要な、特定の業務に特化したコンテンツ(=ドキュメントの内容)を開発するに注力しています。もちろんそういったものは最終的にはマニュアルになったり、印刷物になったりすることもあるのですが、crossnoteは「業務のプロ」が自らドキュメントを作成するためのツールであり、Word的な使い勝手を実現してハードルを下げつつ、ドキュメントの内容を高品質に保つための仕組みを数多く持っています。

つまり、crossnoteは、最終的なアウトプットの見た目の品質を高めるためのツールではなく、書いてある内容の品質を高めるためのツールだ、ということです。そういった意味で、crossnoteは他に類を見ないユニークなプロダクトに育ってきたと自負しております。

 

リリースの告知なのに、リリース内容についてはほとんど触れないでしまいました。リリース内容の詳細はこちらをご覧ください。

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