crossnote ver 1.6.6リリース
投稿日:2012年10月15日 作成者:yasunaka
本日、crossnote ver 1.6.6をリリースしました。
新しいcrossnoteでは、レビュー・プロセスをトータルにサポートするようになりました。またcrossnoteドキュメントの参照コピーした部品のリンク先をまとめて表示できるようになりました。
1.レビュー・プロセスのサポート
crossnoteドキュメント及びWord、Excelについて、複数のレビュアによる同時レビューをサポートします。大まかなユースケースは以下のような流れになります。(下記のエディタとは編集者のことです)
[1] エディタ(またはマネージャ)が、レビュア(複数可)を指定する。
[2] レビュアが、自分にアサインされたドキュメントにコメントや質問を付ける。
[3] レビュアが、レビュー結果を報告する。
[4] エディタ(またはマネージャ)が、レビューの進捗状況を確認する。
レビュアのアサインやレビュー結果の報告は、crossnoteの変更通知機能に統合されていますので、今までの使い方の延長線上でレビュー機能を利用することができます。
以下の画面は、レビュアが自分にアサインされたドキュメントについて、コメントの編集によるレビューを開始するためのものです。ドキュメントの計画・管理画面で「レビュー担当」を選択すると、自分にアサインされているドキュメントの一覧が表示されます。
crossnoteドキュメントの場合、そのままコメントを付ければ良いのですが、WordやExcelの場合、コメント編集を行うためには、今までは排他ロックをかけて、他の人が修正できないようにした状態で行う必要がありました。このようにWordやExcelで複数人で同時にレビューするのが難しかったのですが、新しいバージョンでは上記の「Excel / Wordコメントの編集を開始」を実行すると、ローカルにファイルをコピーし、そのファイルに対してコメント編集が可能になります。
WordやExcelのコメント編集が終わったら、同じメニューを開き、「コメントの編集を終了し、コメントを取り込む」を実行すると、ローカルのファイル・コピーからコメントを取り出します。またその際レビュー結果を報告するための画面が表示されます。
コメントおよびレビュー結果はアップデートで各ユーザに変更通知されます。
2.crossnoteドキュメントの参照コピーした部品のリンク先表示機能
crosnoteドキュメントでは参照コピーを使うことで、参照先の部品が変更された場合に自動的にその変更を取り込むことができます。さらに「自動的に」ではなく、ユーザが確認してから取り込みたい場合には、リンクそのものは保持しつつも参照コピーを解除しておくことも可能です。
後者のように、ユーザが確認してから取り込みたい場合、参照先の部品が更新されていないかどうかを管理する必要があります。これを手軽に確認できるようにする仕組みを追加しました。
ドキュメントに対するプロパティ画面で、「リンク先」というタブを追加しました。このプロパティを開いておけば、ドキュメントをクリックするだけでリンク先を確認できます。
赤くなっている部品は、リンク先に比べコピーの方が古くなっている部品です。
ぜひお試しください。(お問い合わせはこちらまで)