神は細部に宿る
投稿日:2008年07月18日 作成者:yasunaka
タイトルの「神は細部に宿る」とは、先日紹介したインビジブル・マーケティングに紹介されていた言葉で、20世紀建築界の巨匠ミース・ファン・デル・ローエの有名な言葉だそうです。
このインビジブル・マーケティングの中での「神は細部に宿る」という言葉は、顧客を本当に魅了したければ、細かいところまで神経を行き届かせなければならない、という意味で使われています。逆にいうと、そういうこだわりが顧客を満足させるということでもあります。
先日iPhoneについて書いたときに、「徹底していること、妥協を感じさせないこと」がすごい、と書いていたのですが、これがまさに「神は細部に宿る」という言葉の実践例なのではないでしょうか?
ソフトウェアの世界でいうと、単に機能を充足しているだけでは「神が降りてきた」状態にはならないのだと思います。ほんとにちょっとしたことでも気の利いた動きができるかどうか、どれだけ使い方がわかりやすくなっているか、にかかっているのでしょう。
最近、ソフトウェアのサービス化が謳われるようになってきましたが、そのためには単に機能の充足だけではなく、「神は細部に宿る」という観点で考えることが重要なのだと思います。
crossnoteもこの「神は細部に宿る」と思って頂けるよう、頑張っていきたいと思います。