crossnote / EDITROOM ver 2.1.8リリース
投稿日:2024年03月29日 作成者:yasunaka
2024年3月29日に定期バージョンアップとして、 crossnote / EDITROOM ver 2.1.8をリリースしました。今回のバージョンアップではプロジェクトをセットアップしていなくてもサーバー・リポジトリに対して直接ファイルやフォルダを修正できるようになりました。またcrossnote内でファイルのコピーを行う際、置き換えができるようになりました。
(1) サーバー・リポジトリに対するファイルの直接操作ができます
crossnoteでは通常、ファイルやフォルダを修正する場合、プロジェクトをセットアップしてから手元(ワークスペース上)で修正を行い、修正結果をサーバーにコミットする、という使い方をします。
通常のcrossnoteの使い方
1.まず、あらかじめ利用するプロジェクトをセットアップします。これによりサーバー・リポジトリからプロジェクトのファイル一式がPCにダウンロードされます。
2.ファイルの編集を開始する際、他の人に変更されないように対象のファイルをロックして編集を開始します。なおcrossnoteドキュメントの場合にはロックせずに同時編集が可能です。
3.コミットして、修正したファイルをサーバのリポジトリに格納します。編集ロックも解除します。
4.アップデートで、他の人が修正したファイルを取り込みます。
通常は、このように手元で修正を行い、修正した分をサーバー・リポジトリにコミットするという使い方をします。この方法には以下のようなメリットがあります。
- ある程度まとめてコミットすることで、コミット毎にどのような修正を行ったのかが管理しやすくなります。
- 修正を破棄して戻すのが容易です。
一方で、次のようなデメリットもあります。
- プロジェクトに含まれるファイル数が多いとセットアップに時間がかかる。
サーバー・リポジトリに対するファイルの直接操作
そこで、今回のリリースではプロジェクトをセットアップしない状態でもサーバー・リポジトリのファイルやフォルダを直接操作できる機能をリリースしました。
サーバー、クライアントともにver 2.1.8以上の場合、以前は参照だけ可能だったサーバー・リポジトリ画面に「即時コミット処理を有効にする」というボタンが追加されます。このボタンをチェック状態にしておくと、この画面からファイルの操作ができるようになりました。
以下のような操作が可能です。
- ファイルやフォルダのインポート
- 削除
- 名前の変更
- フォルダの新規作成
- コピー
- 移動
操作を行い、画面上でOKをすると即時にサーバーにコミットされます。コミットの際、コミットコメントを入力することができます。また即時コミットした場合でも変更履歴が記録されます。
なお以下のようなことはできません。
- crossnoteドキュメントの編集
- 元に戻す(UNDO)/やり直し(REDO)
- テンプレートから選択して新規ファイルを作成すること
(2)crossnote内でファイルのコピーを行う際、置き換えができるようになりました
ファイルのコピーをおこなう際、同じパス位置で同じファイル名のファイルがある場合、置き換えを行うか、それとも別ファイルとしてコピーするかを選択できるようになりました。フォルダ単位での置き換えもできます。
興味のある方はぜひお問い合わせください。