予算編成と要件

コメントは受け付けていません

投稿日:2008年08月06日 作成者:yasunaka

通常、会社は期初に予算編成を行い、それに従って事業を進めるという形式のところも多いと思います。このような会社の場合、期初に予算編成をする時点で、全体の枠が決まってしまい、システム開発についてもその枠に縛りがかかることになります。

システム開発においてこの方法が問題になるのは、その期初に予算編成する際にはまだ要件が確定していない、ということです。要件が確定する前に金額がざっくりと決まってしまうので、本来はその金額の枠内に収まるように要件を固めていかなければなりません。

しかしシステムの受注開発の場合、要件を金額の枠内に収めるためにはどうすべきかについて、明確な手法はありません。システム開発を請け負う側が頑張ってできる範囲がすべて要件の範囲となってしまい、結果としてその「頑張り」はすべて末端のプロジェクト・メンバの負担へと転嫁されてしまいます。

システムを発注する側としては、金額の枠が決められてしまっているのは事実で、いきおい「金はこれしかないけど、なんとかなりませんか?」という話になり、それが上記のような流れでシステム開発の現場は常に忙しい、となってしまっているように思います。

この循環を断ち切るにはどうしたらよいのでしょうか?


Googleのストリートビュー日本版

コメントは受け付けていません

投稿日:2008年08月05日 作成者:yasunaka

Googleのストリートビューの日本版を早速試してみました。なんと我が家が映っていました! 航空写真のときにもすごいと思ったのですが、これはそれに輪をかけてすごい。しかしいつ撮りに来ていたのだろうと思います。例のGoogleカーで撮りに来ていたのでしょうか。

私のうちは横浜なのですが、うちの近所のカバー率は結構高いように思えます。おそらく地図で青い道路はストリートビューがあると思うのですが、主要道路だけでなく、結構細めの道でもちゃんとデータがあるようです。

会社は、というと、会社の表側は遊歩道になっていて車が入れないため、残念ながらupdate it, Inc.の看板は見えなかったのですが、会社の裏の道路から会社の建物は移っていました。

ちなみに私はFireFox 3で見ているのですが、なぜか地図の下側にちゃんと描画されない領域ができてしまいます。バグかな?

Google Mapsは最初出たときの衝撃がすごく、特に外国まで地図や航空写真で見れたのが楽しくて、最初のころは暇があれば昔、香港に転勤していたときに住んでいたマンションを見つけたり、子供の時に住んでいたあたりを探索したりなど、いろいろ楽しんでいました。ただ最近は他の地図も追い付いてきた上にGoogleの反応が遅くて使いづらくなってきたため、ちょっとご無沙汰気味でした。でも久しぶりに使ってみたら、反応がかなりまともに戻った気がします。

またしばらくは使ってみて、ストリートビューにはまりたいです。(そんな暇はないですが)

タグ 雑談

Ext JS

コメントは受け付けていません

投稿日:2008年08月04日 作成者:yasunaka

@ITの記事で「注目のRIA環境JSライブラリ「Ext JS」が国内販売開始」というのが紹介されています。これはJavaScriptベースのユーザインターフェース用の部品ライブラリーです。ちょっとサンプルを見てみた(こちらのページ)のですが、これはすごい。ぜひデモを試してみてください。

Zimbra並のRIAが簡単に作れそう。JavaベースのUI構築ツールであるSwingやSWT以上のことが軽くできる気がします。

しっかし、JavaScriptでこんなものが作れるのに、なんでSwingには同様なものがないのだろうか? (ま、SWTはネイティブだから仕方ないけど) 条件として、そんなに差があるわけではないと思うし、むしろJavaScriptでやる方が制約が大きくて難しい部分も多いと思うのですが、この差はいったいなんなのでしょうか?

Swingも次のJavaFXに期待ってことなのでしょうか? SWTはいったいどうするんだ… UIは進化が早いので、SWTにようにWindowsネイティブの世界に縛られているとどんどん遅れていくような気がしてきました。

タグ システム