なんでWindows Live Essential 2011が重要な更新なの?

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投稿日:2010年10月22日 作成者:yasunaka

今日、Windows 7のマシンを立ち上げたら、Windows Updateの重要な更新として、Windows Live Essential 2011(KB2434419)が設定されていました。

Windows Live Essential 2011って、バグFIXではなく機能追加(なんでも消費者向けのクラウドサービスの仕組みらしい)なのだと思うのですが、なんでこれがWindows Updateの「重要」扱いなのでしょうか? 「オプション」なら話はわかるのですが。

サイズも157.9MBと馬鹿でかく、これを半ば更新必須扱いの「重要」に指定している意味がわかりません。まあ、Microsoftにとっては「重要な」更新なのかもしれませんが、使う側からしたら入れる、入れないの選択の自由があってもいいはず。(仕事で使うPCに消費者向けのクラウドサービスの仕組みは要らないように思えます)

そうでなくてもWindowsの更新が多くて、少しうんざり気味です(過去ブログ参照)。機能が追加されれば、その追加機能に含まれるバグのFix更新が発生する可能性が高まり、余計に更新回数を増やすだけなのですから、機能の追加はWindows Update上、「オプション」扱いにすべきだと私は思うのですが、どうなんでしょうかね?

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Webとアプリ

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投稿日:2010年10月21日 作成者:yasunaka

少し前まで、PCのアプリケーションはどんどんWebアプリ化されて、いわゆる従来のアプリケーションはもう時代遅れ、という感じで扱われていました。リッチクライアントなんて言葉も生まれましたが、Webアプリ化の流れには抗しがたいものを感じていました。

それが、スマートフォン周りは逆に、Webアプリよりも「アプリ」、つまりネイティブアプリケーションの方がもてはやされている気がします。例えば私はGoogleカレンダーを使う際、iPhoneからブラウザ版のカレンダーを使う気にはなりません。まず間違いなく、ネイティブアプリのカレンダーを利用します。そしてGoogleカレンダーとはネイティブアプリから同期を取る、という方法を選択すると思います。

なぜか? それは、使ってみりゃすぐわかること、です。

一番感じるのはWebアプリの遅さです。安定して高速な通信環境が使えるPCと異なり、スマートフォンの場合、常に早く通信できるとは限りません。さらに電池の持ちとの絡みで、あまりパイパフォーマンスなCPUを使うことができないために、レンダリングスピードが遅いというのもスマートフォン上のWebアプリの弱点です。

このような携帯端末ならではの条件がWebアプリではなく、アプリを選択させる結果となっているのでしょう。

ただ、同様のことはある程度はPCでも言えるでしょう。新しいブラウザーはJavaScriptインタープリターのスピード競争の場となっていますが、このことがことさら強調されるのは、今現在のWebアプリのスピードが、条件の良いPC上で使っている場合でも決して満足のいくパフォーマンスになっていないからだと思います。

この先さらにパフォーマンスが改善されるかもしれませんが、どう頑張ってもネイティブアプリのスピード感には勝てません。(作りによる部分もありますが) 例えばこのブログのシステムもWebアプリですが、結構遅くてイライラすることが多々あります。比較的長時間作業をするワープロのようなアプリであれば、ほぼ間違いなくネイティブアプリを選択すべきなのかもしれません。

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アイデアメモとIMAP

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投稿日:2010年10月18日 作成者:yasunaka

iPhoneを使っていまいちだな、と感じている機能にメモがあります。メモはPCからも入力したいのですが、標準の機能ではそれができません。Mobile Meとか使えばもしかしたらできるのかな? でもMobile MeはWindowsのアプリケーションがOutlook固定なので、あんまり使いたくないんです。

で、話は少しずれるのですが、この前実施したホームページの切り替えの際、同時に会社のメール環境を一新してIMAPが使えるようにしました。このIMAPはPOP3に比べてかなり秀逸で、さまざまなPC間でメールの振り分け結果を同期して使うことができます。どこかのPCでいったんメールを振り分けたら、どこで見ても同じ振り分け結果になるのです。つまりIMAPによって、メールの状態が自動的に同期されます。

で、このIMAPに切り替えたことで副次的な効果があったのですが、iPhoneのメモはiOS4からこのIMAPに対応してたんですね。なので、iPhoneのメモで書いたことがThunderbirdで参照できるようになりました。これはすごい! というこで、このメモをThunderbirdで編集できるアドインを探したのですが、これが適当なのがないんです。残念。

アイデアメモを入力する媒体としては、ぜひiPhoneからもPCからも入力できるようにしたいんです。Evernoteもあるのですが、明示的に同期しなければならないのと、PC版の動作が遅いのとで、アイデアメモを残すためもツールとしてはちょっと使い勝手が悪い。

で、しばらくあきらめていたのですが、最近あることに気付きました。メールの下書きです。

メールの下書きも、IMAPを使っていればすべてのマシンで共有されるのです。つまり、iPhoneで書いたメールの下書きを、PC側でも修正できるんですね。これは便利。

っていうか、もっと早く気付くんだった。

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たまに使うPCってのは…

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投稿日:2010年10月11日 作成者:yasunaka

たまにしか使わないノートPCがあるのですが、このPCの電源をいれると、Windowsを始め、Anti-Virusソフトやブラウザなど、さまざまなアプリケーションのバージョンアップが走ります。今日、そのPCを立ち上げたのですが、全ソフトウェアのバージョンアップに約1時間弱かかりました。

ま、だいぶ古い(5年以上前)のノートPCなので、しかたないのかもしれませんが…

この間、再起動とかも必要なので、そのPCでは本来のやりたいことができません。セキュリティのことを考えると、ソフトウェアのバージョンアップは必ず必要だと思いますが、さすがに1時間はないな~。

中でも、.NETとiTunesのバージョンアップが特に時間がかかりました。.NETはたった1つのセキュリティ・パッチを当てているだけなのに、なんでこんなに時間がかかるのだろう?

ちなみにCPUが非力なはずのiPhone 3GSのアプリケーションも同時に横で3つバージョンアップしたのですが、ほんの一瞬で終わりました。しかも手間暇かからず。このままじゃあ、個人が利用する情報デバイスがどんどんPCからスマートフォン系OSにシフトするのは自然な成り行きなのかもしれません。

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GoogleとOracleの特許紛争を見て思うこと

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投稿日:2010年10月09日 作成者:yasunaka

OracleがGoogleに対し、買収したSunの資産であったJavaに関する特許を基に、Androidが特許侵害だと訴えているニュースが8月に流れていました。

そして昨日、それに応酬する形で、Google側がOracleの「Androidが著作権侵害」申し立てに異議というニュースが流れてきました。

いずれにせよ、ひとつ強く感じたことは、なんでSunは買収されてしまったのだろう、ということです。私は長年金融業界のシステムを担当していましたが、Sunはこの業界では昔からとてもなじみのある会社で、技術主導のイメージが強く、エンジニアの立場からすると非常にSympathyを感じる会社でした。私のイメージにおけるSunという会社は非常にオープンで、エンジニアにとってはとてもよい会社だったように思っていました。

そういえば昔、1990年代の中ごろだったかな? Sunがもっとも伸びた時期、SunがIBMを凌駕するという記事をNewsWeekかなにかで特集していたのを電車の中刷り広告で見て、「すげ~~~」って思ったのを昨日のことのように覚えています。

しかし、SunはOracleに買収されてしまいました。結果、Sunの時には例え不快に思っていても見て見ぬふりをしていたJavaに関するソフトウェア特許紛争を、Oracleの弁護士達はここぞとばかりに始めてしまいました。これは企業文化の違いによるもの、でしょう。

Sun, Come back!!!

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なんでこんなに円高?

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投稿日:2010年10月07日 作成者:yasunaka

なんでこんなに円高? って思ってしまう。

日本の景気は良くないのに。株価はリーマンショック以降世界的にもっとも低パフォーマンスに甘んじているし、金利もほぼ0だし。国債を発行しまくっているから、信用力だって疑問符が付いているのに。

経済的にも、人口増加率を見ても、成長率を考えても、明るい話題が少ないのに。

それなのに、なんでこんなに円高に?

流れ込んだ世界中の投機資金は、円で一体何を買っているのでしょうね? 為替だから、行って帰ってこないと利益が確定しないし。上がったところで確定売りをすれば、それが一応は抑止効果になるはずなのに。上がり続けるっていうのは不思議。

これは単に雰囲気というか、単に「傾向」でこうなっているだけ?

この円高のうまい使い方はなんなんでしょうね?

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執拗さが重要

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投稿日:2010年10月06日 作成者:yasunaka

最近学んだこと。

経営者には「執拗さ」が重要だということ。ねちっこく、ということではなく、決めた目標に対して、徹底的に、あくなき追及する姿勢が大切だ、ということ。

大切なのは机上のビジネスモデルではない。

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すご局様と現場主義

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投稿日:2010年10月03日 作成者:yasunaka

日曜日の早い朝にも関わらず、視聴率を稼いでいる「がっちりマンデー」という番組があります。私も好きで、毎週録画して見ているのですが、今週の「がっちりマンデー」は「すご局様」というテーマでした。なんとも不思議なテーマですが、要するに女性の社会進出に関する話です。

出てくる女性の方は皆さん、非常に生き生きと活躍しているようで、見ていてとても気持ちがいいものです。そして同時に感じたのが、誰もが「現場主義」というか、現場での経験をとても大切にしているな、ということです。

専業主婦からアルバイトとしてスタートしている人も多く、そこから徐々に活躍が認められ、管理職の立場になっていくというのはまさに成功ストーリーそのもので、とてもカッコいい話なのですが、これを可能にした大きな要因として、アルバイトなどの経験を通じて「現場をよく知っている」ということが大きいのでしょう。

多分これは、どの職場でも同じような部分があるのかもしれません。もちろん現場を知らずにいきなり管理の仕事を行ってもうまくできる人もいるのかもしれませんが、現場をよく知っている人の意見というのは、説得力がぜんぜん違うのだと思います。

現場を知ることの大事さを再認識させられた番組でした。

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クラウドとBorderlessな世界との重要な関係

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投稿日:2010年09月30日 作成者:yasunaka

1.クラウドは国境を超える。

高速なインターネット回線さえあれば、サーバーはどこにあっても構わない。また複数の国をまたいだコラボレーション作業も容易。

2.クラウドは会社を超える。

会社間のコラボレーションを実現したいとき、案件ごとにサーバーを自社内に立てるのは効率的ではないし、会社間で不均衡が発生する。広く一般に使えるコラボレーションとして発展するためには、インフラとしてのクラウドからの提供がベスト。

3.クラウドは個人活動の壁を取り除く。

どこにいても、いつでもアクセスできることで、個人活動の壁を取り除いてくれる。

逆はどうだろう?

A. 国境を越えたコラボレーションの進展は、クラウドの進展を後押しする。

B.クライアント・サーバーでは越えられなかった会社の「壁」を、クラウドは易々と超えることができる。

C.個人がもつさまざまなガジェット(PCや携帯、スマートフォンなど)間でデータを同期させたいと思った時、自然にクラウドが選択されるだろう。

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Borderlessな世界

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投稿日:2010年09月29日 作成者:yasunaka

ここのところずっと、ホームページに表示される会社の標語を切り替えたいと考えていました。弊社のホームページを開くと、かわいい女性のイラストの右側に「Synchronize Your Brain」って表示しているんですが、イメージ先行で正直なところ意味がよくわからない言葉ですよね。これは以前のホームページに表示していた標語をそのまま持ってきたものなのですが、いかがなものかな?と。

一応 update it, Inc.なので、 Synchronize~なのですが、それが何を意味しているのかが見る人からは不明だろうな、と作った本人(俺だ、俺。)が思っていました。

会社の方向性を表す、ブレのない言葉を選びたい。そう考えていたのですが、ようやく候補の言葉が見つかりました。

Borderless

あまり説明の必要のない単語だと思いますが、一応言っておくと、「境界のない」という意味です。

そう、当社が目指す方向とは、Borderless な「世界」だと。(「世界」と括弧を付けて表現したのは、ここでいう世界とは、必ずしも国同士の境界のことだけではなく、もっと一般化した「世界」だということを表現したいからです)

いきなり話が飛ぶのですが、クラウドがこれだけもてはやされている一番大きな理由は、私はBorderless化だと考えています。会社や組織などの枠組みを超えて、さまざまな人々が自由に自在に結びつきあえる仕組み、個人が場所という縛りを超えて、さまざまなところで利用できる仕組み、こういった「障害を取り除く方向性」をすべて、Borderless化と表現できるのではないか、と考えたのです。

当社が提供するcrossnoteとは、BorderlessなCollaborationを実現するためのプラットフォームであると。そして世の中をBorderlessな方向に持っていくのが、当社の進む道だと理解しました。

ということで、 Borderless 指向な会社、update it, Inc.を今後もよろしくお願いいたいます。

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