投稿日:2010年09月21日 作成者:yasunaka
っていっても、別に怪談ではないのですが…
今日、客先で普通に仕事をしていたら、ある時からいきなり入館証がゲートボックスに反応しなくなったんです。ICカードが埋め込まれている入館証で、通常はゲートボックスにかざすと「ピッ」っと言って、入室できるようになるのですが、今日は昼過ぎまでは問題なく入れていたものが、突然ウンともスンとも言わなくなってしまったんです。
エラー判定もなし。とにかく無反応。何だこれは???
ってことで、管理事務所で見てもらったら、ICカードが壊れてしまったらしい。入館証の再発行が必要だ、ということでした。たまにあることらしいです。
で、まあここまでなら確かに「たまにあること」かもしれないのですが、これで話は終わりませんでした。
そのあと帰社のため電車に乗ろうとしてPASMOを改札にかざしたら、???? 音が出ない。そう、PASMOまで壊れてしまったのです。こちらも再発行だとか。
定期券はスーツのズボンのポケットに入れています。一方の入館証はストラップに付けて首からぶら下げています。なのでその2枚のカードはどちらも身に付けてはいるものの、直接触れるような距離ではないのです。なのに、おそらく同時にその2枚のICカードが壊れてしまったらしい。
ということは、かなり強力な電磁波か放射線が私の体を突き抜けた、ということでしょうか? うげ。気持ち悪い… 誰かが私を狙っている? 😯
ちなみになぜか胸のポケットに入れてあるiPhoneは平気でした。あ~よかった。
投稿日:2010年09月21日 作成者:yasunaka
ホームページとブログを新しくしたのですが、当然リンクのアドレスが変わってしまっています。昔は?の後にeid=xxxxのような形式で対象の記事へのリンクが作られていたのですが、新しいブログではp=xxxxという形式で、しかも番号がぜんぜん違います。
リニューアルにあたって、ブログのアプリケーションを切り替えてしまったため、残念ながらリンクを引き継ぐことはできませんでした。なので、はじめから予想していた事態なのですが…
googleのレポートを見る限り、ホームページ側もBlog側も、アクセスがかなり減ってしまったようです。残念。
ってことは、ブログって一旦開始すると、なかなか切り替えられないってことですね。(とはいっても、今回は以前のブログのサーバがかなり古くなってしまい、仕方がなく移動したのですが…)
まあ、なってしまったのは仕方がないので、地味に記事を書いて、少しずつアクセスしてもらえるようにがんばります。
では。
投稿日:2010年09月12日 作成者:yasunaka
本日ホームページを全面リニューアルしました。といっても、まだちゃんと動いていないページ(地図のページ)もありますが、近日中には直しますので、ご容赦ください。(9/15現在、直っています)
update it, Inc.のホームページ
先頭ページには魅力的(刺激的?)なイラストを使ってみました。こちらはあるイラストレーターの方に無理にお願いして書いていただいたものです。いかがでしょうか? 今のところ先頭ページだけですが、もし反応が良ければ、徐々に増やしていければいいなと考えています。
crossnoteの説明ページも全面的に書き換えて、現状を反映したものになっています。
なおこのブログは現在暫定的なテーマ設定になっています。こちらも近日中にはまともなものに切り替えますので、今しばらくお待ちください。(9/15現在、こちらも本来のものに切り替え済みです)
投稿日:2010年08月29日 作成者:yasunaka
ずいぶん前に「WindowsPCがだんだん遅くなる」というタイトルでwuauclt.exeがリソースを食って遅くなっているという話と、そのとき見つけた対処法を書いたのですが、実はあの後すぐに元の状態に戻ってしまっていました。そのときはあきらめてしまっていたのですが、ようやく今頃になって対処法がわかったので、メモ。
普段個人用に使っているノートPCが本当に遅くて使い物にならなくなってしまいました。買った当初のスピードとは明らかに違い、何かがおかしくなっているに違いないと思い、意を決してハードディスクのフォーマットからOSの再インストールまで一通り全部やり直してみました。
で、ここまでたどり着くのにリカバリーディスクから再インストールしようとしたらブルースクリーンになって先に進まなくなるなど、ひと悶着あったのですが、そこはおいて置いて… (これは無線LANのドライバが古いのが原因でした)
で、全部入れ替えてさまざまなパッチも全部当てて、これでどうだ?って状態にしたのですが、結局wuauclt.exeがリソースを食って遅いのは変わらなかったのです。wuauclt.exeのログが肥大化していたのを削除するという対処もしてみたのですが、一時的によくなるだけで、すぐ前の状態に戻ってしまっていました。
どーも納得がいかない。
そこでいろいろとWebを物色していると、Microsoft Updateを止めて、Windows Updateに戻すと現象が直るという話がいくつか書いてありました。そういえば私もOfficeをインストールした後で、何も考えずにMicrosoft Updateに切り替えていたのですが、早速これを止めてWindows Updateに戻してみると!!!
動きがぜんぜん早い。使用メモリもMicrosoft Updateの時には400MByteぐらいメモリを食っていたのに、Windows Updateに戻すと300MByteぐらいに。CPUとディスクI/Oがwuauclt.exeにがんがん食われていたのがぴたっと止まりました。
そういえば出先とかで会社で使っているのよりもスペックの低いマシンでも起動後からさくさく動いていることがあって、前から不思議に思っていたのですが、それもこれも、Windows UpdateとMicrosoft Updateの違いから発生していたようです。
ということで結論。Officeなどのパッチは自分であてよう。
投稿日:2010年08月06日 作成者:yasunaka
ちょっと(というかかなり)びっくり。
Google、Waveの開発を中止
「期待したほどにはユーザーに受け入れられなかった」としているけど、逆にいうと期待が高すぎたということでしょうか? 私自身かなり注視していたプロダクトだけに、このニュースには唖然としてしまいました。
Waveって技術者からみたら夢のような技術に見えますが、一般ユーザからみれば、「別にSkypeでいいじゃん」ってことなのかもしれませんね。
私が本来想定していたのは、現在プレビューリリースしているものはWaveの一角であって、これをコアとした様々なバリエーション、使用法が出てくるのではないかと期待していたのですが、どうもそういう狙いではなかったのかもしれません。(または狙いが外れたということでしょうか?)
投稿日:2010年07月31日 作成者:yasunaka
7月の日経新聞の「私の履歴書」は生物学者でノーベル化学賞を受賞された下村修さんでした。今日が最終日なのですが、この1カ月間、非常に興味を持って読みました。
月末の今日、最後の「私の履歴書」に、若い人たちへのメッセージを書かれています。昨年、討論会での若い参加者からの質問で、「研究で成果が出ず、行き詰った時はどうすればいいか」ということを問われた際、「がんばれ、がんばれ」と答えたと書いてありました。
ノーベル賞に至った成功は勿論幸運もあったり、巡り合わせがあったにせよ、その偶然を引き寄せたのは少しの失敗は気にせずに、あきらめずに努力をしたからだそうです。
逃げずに努力を積み重ねたことが、今の成功に至る秘訣だ、ということなのでしょう。だからこそ、若い人たちには、ただ「がんばれ、がんばれ」といいたいのだと。「私の履歴書」の締めに「物事を簡単にあきらめてはだめだ」という言葉を選んでいますが、とても重みを感じました。
私もまだまだ青二才の経営者のはしくれとして、この言葉を心に刻みたいと思います。
投稿日:2010年07月18日 作成者:yasunaka
最近、テレビをつけているとiPhoneアプリをネタにしている番組がちょくちょくあります。テレビから「?できるアプリをゲット :shock:」みたいな言葉が流れてくるのを聞くと、「アプリ」という言葉がそんなに市民権を得たのか?と感慨深いものがあります。
アプリとは、当然アプリケーション・ソフトの省略形なのですが、昔は「ソフト」って言っていたのに、なぜかiPhoneに関しては「アプリ」の方が通りが良いらしいです。ま、Appleが「アプリケーション」と言っているのを略して「アプリ」なので、ソフトと言わないのはその辺にあるのでしょう。
さて、今のiPhoneアプリを見ていて感じるのは、旧来のアプリケーション・ソフトと今の「アプリ」を比較した場合、主軸が機能からコンテンツに移っているということです。
つまり旧来のアプリケーション・ソフトでは、例えばワープロソフトのように文章を作るための機能が全てであって、中身の文章そのものは対象外でした。でも今の「アプリ」では、例えば文章を作るアプリの場合ならば「簡単に面白おかしい文章が作れます」みたいな、むしろその中身の文章そのものを売りにしているようなものが増えている気がします。
確かにアプリを求める人たちは、そのアプリを使って何かを一から作り上げるよりは、より手軽に、既に存在しているコンテンツをちょこちょこっとイジッてアレンジして楽しめる、という使い方の方が好むのかもしれません。
もともと発想の原点はWebで、Webだとコンテンツを提供するだけなので、そこでインタラクティブにいろいろと加工できる機能をつけたものが、今の「アプリ」の本質なのでしょう。
こうした今の「アプリ」では機能の違いはちょっとした付加価値的なものであって、コンテンツこそ命となります。コンテンツを機能とセットで売る、というのが今のアプリのビジネス・スタイルなのだ、といえるでしょう。
こうしたコンテンツをベースとしたアプリが大量に発生している現状を、私は「アプリのコモディティ化」と呼ぶことにしたいと思います。
さて、じゃあシステム屋は何を作って売るべきなのか? 旧来の機能だけを提供するようなシステム屋はどんどんニッチになってきています。コンテンツとセットになった総合的な仕組みを提供できないところは、今、急速に起こっているアプリのコモディティ化に耐えられなくなるかもしれません。
この考察は、いずれまた後日に。
投稿日:2010年06月27日 作成者:yasunaka
約4カ月ぶりのバージョンアップです。本日バージョンアップしました。
今回のリリースではリリースではXML対応を強化し、ドキュメントにXMLスキーマ定義を付けることができるようにしました。これによりcrossnoteを使って簡単に構造化ドキュメントを作成できるようになりました。
例えば、ドキュメントにテキスト枠を新たに挿入しようとした場合、デフォルトのXMLスキーマを設定してあるドキュメントの場合、次のようなダイアログが表示され、どのXMLエレメントに相当するのかを指定できます。

ワークスペースと呼ぶ部分にはドキュメントのアウトラインが表示されるのですが、そのアウトラインとしてXMLタグが表示されるようになります。

さらにドキュメントをXMLに変換した場合の構造を確認するための、XMLアウトラインというビューを追加しました。

さらにインポート機能も強化し、デフォルトのXMLスキーマのデータであれば、XMLデータを元に自動的にドキュメントを構成できるようになっています。
詳しくはこちらをご参照ください。
crossnote ver 1.4.6リリース
投稿日:2010年05月19日 作成者:yasunaka
YouTubeやニコニコ動画は皆さんも良くご存知でしょう。これらの動画サイトにはいろいろな面白い作品がいっぱい集まっていて、私もよく利用しています。
さて皆さんも知っている通り、これらの動画サイトにはいわゆる違法コピーと呼ばれる動画が出回っています。もちろん違法状態をそのまま放置するわけにはいかず、例えばニコニコ動画などでは著作権違反の報告のあった動画などを削除するなどの対応を行っているようです。
先日、あるアーティストのPVをつなぎ合わせた動画がニコニコ動画に投稿されているのを、たまたま見ました。その動画というのは単にPVをつなぎ合わせたのではなく、様々な印象的な映像に加工を加え、さらに音楽・リズムをうまくMIXしていて非常にインプレッシブなRemixに仕上がっていて、私は思わず見入ってしまいました。
そのRemixは元の作品の丸コピーではなく、作品のかっこよさを引き出し、聴きたいと思わせるための導火線のようなものでした。いわゆる二次創作物としてかなりの創作性があるような作品だと思います。
おそらく、その作者はそのアーティストが好きで、その人気を上げるがためにその作品を作ったのかもしれません。その思い入れが昇華して、非常にカッコいい作品に仕上げたのではないかと思うのです。しかしその一方で、その作品が違法な二次創作物であるという認識も持っているように思える作者のコメントが書いてありました。
その作品はニコニコ動画で人気がでて、上位にランクされるようになりました。ニコニコ動画を見た人が書いたコメントを見る限り、そのアーティストの人気を支えるのにかなり寄与していたように思えます。
が、結果として、そのRemixは削除されてしまいました。
その作者はビジネスとは関係なしに、個人的な好意からそのアーティストを応援する意味で、その違法な二次創作物を作っていたように思います。いわば、善意の著作権侵害を意識的にやっていたのではないでしょうか?
このケースでは、おそらくそのアーティストにとっては当事者による通常のマーケティングでは得られない、非常に高いプラスの効果が得られたと思います。一方で著作権が侵害されて誰かが損をしているとは思えません。
しかし残念ながら、今の法律では対処のしようがないんです。
実は今回のケースだけでなく、今までニコニコ動画などには類似のケースが数多く見受けられました。最終的にはそれらの動画は消されてしまうのですが、そのたびごとに、これは何とかならないのか、と思ってしまいます。
実行面まで考えると、簡単に対処できる話ではないとは思うのですが、こうして消されてしまうことで、何かとても、大きなクリエイティビティの損失が起きているように思えるのです。
投稿日:2010年04月24日 作成者:yasunaka
iPhone使いとして、ちょっと残念なニュース。
Adobe、iPhone向けFlashを断念 Androidにシフトへ
Appleは現在のiPhoneの優位性が揺るぐことはないという判断で、Flashの排除に動いているようですが、これは?な判断のように私には思えます。
昔、PCでAppleが優位だった時代があったのにもかかわらず、あっという間にPC+Windowsに抜き去られた経緯があります。その時のAppleは垂直統合型で、ハードウェアからソフトウェアまで一貫してAppleが支配するモデル、一方のPC+Windows陣営は様々なハードウェアメーカーとMicrosoftによる水平分業型で、徐々にMicrosoftが強い発言力を持つように至るのですが、そうはいっても様々なプレーヤーが分業しているモデルであることには違いありませんでした。
その結果は、言わずもがな、ですよね。
確かにiPhoneの品質は高く、今時点では使い勝手で他のスマートフォンが追いついていないのかもしれませんが、それは時間の問題でしょう。ソフトウェアの多さも、結局はどれだけ多くのデベロッパーを味方につけられるかによって最終的な勝負が決まる、というのはWindows VS Macの歴史が証明しています。
Flashは過去の技術、という言い方をしていますが、でも現実問題としてFlashで構成されているWebページは多く、私はiPhoneを使っていて残念に思うことの筆頭要素です。そう思う人は多いのではないでしょうか?
なぜAppleは歴史に学ばないのでしょう。今回は別だ、ということなのでしょうか?