究極の選択?
投稿日:2007年06月07日 作成者:yasunaka
ある人から、こんな問題をもらいました。「今あなたは新しく人を採用しようとしています。候補として次の2タイプの人しかいない場合、どちらを採用しますか?」
1.協調性が良いが技術的には平凡なタイプ
2.協調性が低いが技術的に非常に優れたタイプ
これって実際良くある話かもしれません。協調性が良く、かつ技術的に非常に優れたタイプであれば即採用なわけですが、そんなスーパーマンはそんなにいるわけではありません。
私の予想では、通常は1のタイプを取る人が多いのではないでしょうか? 特にチームワークを重視するプロジェクト運営を目指しているならば、絶対1の人を取るのだと思います。一方、短期間にアウトプットを出すことを求められているプロジェクトの場合、2のタイプを取るのではないかと考えました。
ただいずれのタイプにせよ、長期間プロジェクトメンバとして一緒に仕事をするのであれば、その人の足りない部分が補われるように育てていくことが重要なのだと思います。そういった意味では技術力が平凡なメンバーは、優れた技術力の持ち主の人の下に付けて技術力を育てるべきだと思いますし、逆に協調性が低いメンバーであれば、優れたプロジェクト・リーダーの下に付けてリーダーシップを身に付けさせるというのもいいのかもしれません。