プログラマーとアーティスト

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投稿日:2011年06月12日 作成者:yasunaka

先日、NHKの「connect_」という番組で真鍋大度さんを特集していました。番組では真鍋さんを「プログラマー、アーティスト」という2つの肩書きで紹介しています。(この番組は以下のリンクから、インターネットでも視聴できるようです。)

NHK connect_ (http://www.nhk.or.jp/connect/)

この方がやっているのはメディア・アートとか、インタラクティブアートと呼ばれる分野だそうです。例えば、センサを使って人間の動作を読み取り、この情報を元に動きのある作品を構成するのですが、その際にセンターからの情報を元に物を動かしたり、光を出したり、などのコントロールのためにプログラミングで実現するというのが1つのポイントのようです。

プログラミングとアートがくっついているのは、かっこいい。(このIT業界、あまりかっこいいイメージがないからなぁ)

大昔、YMOとかはやったころ、そっち系の音楽ではシーケンサーと呼ぶ機械を使ってシンセサイザーをコントロールして音楽作品を作っていたのですが、そのころにもそのシーケンサーを操る人のことをプログラマーと呼んでいました。これは記号で楽譜の情報を入力する作業をプログラミング作業と捕らえて、そう呼んでいたのだと思いますが、それから30年近くたって、また別の観点でアートの世界にプログラマが出現したことになります。

こういう新しい試み、いいですね。

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メガソーラー計画!!!

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投稿日:2011年05月23日 作成者:yasunaka

ソフトバンクの孫さんがメガソーラー(太陽光発電)に取り組むとのこと。これはソフトバンクとしては事業に取り組むということか、それとも個人的に事業を別途起こすということか? いずれにせよ実にすばらしいと思います。ちなみにGoogleはスマートグリッドに乗り出しています。携帯の次の事業はクリーン・エネルギーというのが、さすが目の付けどころが違うな、って思います。

太陽光発電については安定的な供給が難しいとして否定的に捕らえる意見もあります。しかしそこは「必要は発明の母」。技術進歩により経済的に問題を解決できるようになる可能性が高まるものと期待しています。揚水発電など、既存の蓄電技術はもちろんのこと、さらに新しい蓄電技術がうまれてくるかもしれません。

昔、私が小学生の3,4年ぐらいのときに太陽光発電をしたものを水素エネルギーに変換して貯めておく、という案を絵を描いて親に見せたことがあるのですが、エネルギー効率を考えると無駄だよ、と諭されたことを思い出しました。でも今になって、もしかしたら、そういうのも無駄ではない日が来るかもしれませんね。

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規制が好き?

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投稿日:2011年04月30日 作成者:yasunaka

私の住んでいる近所は緑道が整備されています。駅に向かう途中も緑道を越えて行くようになっているのですが、とても気持ちがいいものです。

ある日、その緑道の入り口に杭のようなものが設置されました。緑道は歩行者・自転車専用道路のはずなのですが、どうもスクーターなどで乗り込んでしまう人がいるらしく、その対策として導入されたようです。ま、これはそのときはさすがにしょうがないと思いましたが…

最近、さらにその杭が強化され、自転車ですら入りにくい構造に変わりました。さらに入り口にはでかでかと大きく、「緑道内は自転車は降りて押してください」という看板が設置されました。

これは、緑道内を走る自転車と歩行者の接触事故?のようなことを問題視して、このような規制がとられたようですが… 本来の緑道としての機能を逸してしまっていませんか? 本末転倒というべきか。

この緑道の例に限らず、例えば最近の公園では、これはだめ、あれはだめと、小学生ぐらいの子供たちが遊ぶことができなくなった公園ばかりになってしまいました。空き地のない今の世の中、今の大人たちは子供たちに公園でDSでゲームしろって強制している気がします。

運用をしていて何か問題が見つかると、それを単に規制する、というやり方はスマートではないばかりか、「利用者はB○K○である(若干自粛)」という前提で物事を進めていて、気持ちのいいものではありません。複数の人が利用する公共物は、必ずしも全ての人にとってプラスにはならないものも多く、そういった人達からは規制しろ、という声が上がることも多いと思いますが、それをそのまま規制することで本来の公共物としての機能が損なわれてしまうのは、何かおかしい気がします。

むしろ善良なる市民を基本とし、すべての人ができるだけ善良なる市民として振舞えるように啓蒙活動をしていく、という方があるべき姿だと私は思うのですが、みなさんはどう考えますか?

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孫さん、すごい。

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投稿日:2011年04月04日 作成者:yasunaka

ソフトバンク社長の孫さんが今回の大震災に対して個人で100億円を寄付、さらに今後のソフトバンクでの役員報酬をすべて震災遺児のために寄付する、という発表をしました。

いやはや、やはりこの方の行動力はすごい。

私は孫さんに比べたら、ごくごく小さな存在ですが、ぜひこの方の生き方を目標にしたい。そう思いました。

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crossnote ver 1.5.2リリース

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投稿日:2011年04月02日 作成者:yasunaka

3/31にcrossnote ver 1.5.2をリリースしました。

今回のバージョンアップではテキスト枠に対する複数スタイルの対応、コミット操作手順の改良、Wordファイルへの出力結果の品質改善、XMLデータによる表の自動作成機能の改善などを行いました。

1.テキスト枠に対する複数スタイルの対応

テキスト枠(本文)に対して複数のスタイルを用意しておき、枠ごとにスタイルを変更できるようになりました。Wordファイルに出力する際にもこのスタイル設定が適用されます。

なおこの機能を利用するためには、あらかじめ複数書式設定されたテンプレートを利用する必要があります。

2.コミット操作手順の改良

今まで修正結果をコミットするためにコミット画面を開くためには、一旦変更点Viewに切り替えて、コミット対象のドキュメントを選択の上、コミットボタンを押す、という手順が必要でした。もう少し手軽に、今修正中のものをまとめてコミットしたい場合に便利な「一括コミット」アイコンをツールバーに追加しました。

一括コミット・アイコンは、リポジトリを表す円柱に、保存を表すフロッピーディスクのアイコンです。一方、今までのアップデート・アイコンもデザイン変更し、リポジトリーからの情報が伝わってくる(crossnoteの世界では、他の人の修正データは左向き矢印)ことを意味するデザインに変更しています。

使い方はとても簡単です。
■ ワークスペースビューで、コミット対象のプロジェクトを選択してください。
■ 一括コミット・アイコンを押してください。
■ コミット画面が開きます。

対象のプロジェクトで変更されたドキュメントがすべてコミット対象としてセットされています。これ以降は今までのコミットと同じです。

3.Wordファイルへの出力結果の品質改善

Wordファイルへのエクスポート処理を全般的に見直し、出力結果ができるだけcrossnote上での見た目と揃うように修正しました。さらに表に関して以下のような改善を追加しています。

■ Word出力時にセルの均等割り付けや文字の拡縮に対する設定項目を追加しました。
■ 横幅の自動縮小方式を見直し、Wordへの出力を行った場合に違和感のない出力結果となるように修正しました。

4.XMLデータによる表の自動作成機能の改善

表に対するXMLタグ設定方法にオプションを追加し、縦方向のマージやグルーピング処理など、より複雑な表をXMLデータから自動作成できるようにしました。

お問い合わせはこちらにどうぞ。

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東北地方太平洋沖地震に伴う計画停電への対応について

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投稿日:2011年03月16日 作成者:yasunaka

3/11(金)に発生した東北地方太平洋沖地震に被災された皆様とその家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

東京電力による計画停電への当社の対応について説明いたします。

弊社で運用しているcrossnoteのサーバのうち、本番利用環境については元より停電対応が行われていましたが、Trial用サーバについては停電対応を行っていないサーバにて運用しておりました。

今回の計画停電に伴い、Trial分についても本番環境上で運用するように、3月14日(月)夜間に対応を行い、以降、Trial分についても停電への影響のない環境にしております。

以上。

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心理的バイアス

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投稿日:2011年03月13日 作成者:yasunaka

大変な災害が発生してしまいました。災害に見舞われている方々には、深くお見舞い申し上げます。私事ですが、子供のころに住んでいたことのある地域も災害に見舞われており、深く心が痛みます。

テレビを見ていて感じたことなのですが、専門家とキャスターのやり取りを聞いていると、なにかチグハグなやり取りを感じる場面が多々ありました。

たとえば、福島原発の被爆に関する話をしているところで、キャスターから専門家に情報開示が遅いのではないか?という問いが行われていました。 何か事象が発生してから1~2時間たってから発表があるのが遅すぎるのではないか? という問いだったのですが、何か、その情報開示が遅いのでは、という問いが、いかにもキャスターの好きそうな「紋切り型」の質問に聞こえたからです。

もちろん事の重大さから考えて、できるだけ早く情報が開示される方が良いに決まっているのですが、何か事象が発生してから1~2時間たってから発表というのが、この大災害の中で、果たして遅いと断言できるのでしょうか? 責任のある内容を公表するためには調べる時間、発表する前に考える時間も必要なはずです。

このような状況において、キャスターとして待ってましたとばかり、一番指摘しやすい事象として、役所の情報開示の遅さという、「いかにも」の方向に誘導質問しているだけに聞こえました。

私には、このキャスターが自分の指摘しやすいことに話を持っていくことで、キャスターとしての存在意義を出したかっただけのように聞こえてしまい、今話すべきことは違うんじゃないかと、何かチグハグ感を感じてしまった次第です。

テレビを見ていると、このキャスターに限らず、各種報道や政治家なども含めて自分の思う主張の方向の話に捻じ曲げるやり取りが多々見えて、ちょっと辟易気味です。

こういうときだからこそ、より有益となる正しい情報に整理して伝えるのがこのような立場の方々の役割だと思うのですが、単に不安を増大させるだけのような情報を垂れ流して、何かいいことがあるのでしょうか? そういうことだったら、twitterを見ているほうがよっぽどましかも。

こうあって欲しい、とか、こういうことなら面白い、とか、はじめから結果ありきの興味の方向が偏った状態=心理的バイアスのかかった状態で人の話を聞いても、正しい情報や結果は引き出せません。でも世の中、このようなやり取りが非常に多いように感じます。

こんなものなんですかね?

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ゼロスポーツ倒産の件

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投稿日:2011年03月03日 作成者:yasunaka

EVのベンチャー、ゼロスポーツが日本郵便との契約問題で倒産というニュースの件ですが、日本の将来を暗くするような内容ですね。ニュースを読んだときの第1印象が

「石橋を叩いて、叩き割った」

ということ。つまりリスクヘッジをしているはずが、逆にリスクを増大させる行為になっているこということです。まあ実際、「お堅い組織」の中ではよくあることの気がしています。

叩き割った人は、おそらく自分は正しいことをしていると思っているのではないでしょうか? こんなことをした結果、損をするのは自分達だということがわかっていないんでしょうね。

もし、大局を判断できる人がいたら、こんな事態にはならなかったのでは? リスクヘッジって、そういう考えで取り組まないと、真のリスクヘッジにはならないのに。相手がベンチャーだとわかった上で、どう取り組むかという基本ラインをはっきり持たないまま、最後の最後でいきなり大組織の論理を押し付けたところで、うまくいくわけがありません。

こんな事件が起こる日本では起業するな、というのが結論ですか?

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ソフトウェアも劣化する

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投稿日:2011年02月27日 作成者:yasunaka

最近、あるところで「ソフトウェアは劣化しない」という内容の話を読みました。一度作成されたソフトウェアは長年使い続けても磨り減ることもなく、使い続けることができるという話です。確かに物理的なものとは違い、ソフトウェアは物理的な磨耗とか、化学的な経年変化とか、そういうものとは無縁ですが、でもソフトウェアも違った観点で劣化しますよね。

その理由は、例えばこんなところでしょう。

(1) ソフトウェアを作成した言語の言語仕様が変わる

たとえばJava言語は誕生以来、1.0から1.1、1.4から1.5の間では言語仕様も大きく変わっています。Javaに限らず、ほかの言語でも徐々に言語仕様が変わるケースは結構多いと思います。このような場合、後方互換性は確保されているので、使い続けることができる場合がほとんどだとは思いますが、「古い言語仕様で書かれたコード」は、便利な新しい仕組みが使えないというハンデがメンテナンス上問題になることも多いと思います。(例えば、いまさらJDK1.0レベルのコードをメンテナンスしたいとは誰も思わないでしょう)

(2) 使用しているライブラリーが更新され、影響を受ける

ソフトウェアをすべて自前で作ることはありえず、通常なんらかのライブラリを利用していると思いますが、そのライブラリがセキュリティ上の理由や機能向上などのために更新されることはよくあることです。そしてある程度古くなったライブラリは通常メンテナンス対象外とされてしまうため、追いつき作業は必須となります。

(3) 使用しているベースソフト(OS、DBMS、アプリケーション・サーバなど)がバージョンアップされる

WindowsもLinuxもOracle Databaseも、いつまでも古いバージョンがそのままメンテナンスされるわけではありません。いつかEOL(End of Life)を迎える日が来ます。その前に新しいバージョンで動くようにしておかなければ、例えば極端な場合、ハードウェア故障時に乗せ換え作業すらできなくなり、まともなメンテナンスができなくなってしまいます。

他にもいろいろあると思いますが、総じていえることとしては、ソフトウェアの劣化は環境によって発生する、ということです。ソフトウェアが進化を続ける限り、環境は変わり続け、そのままではソフトウェアは劣化し続けると言えます。

環境から影響を受けるという点、そして環境に合わせて進化し続けなければならないという意味では、ソフトウェアは生き物のようなものと捕らえたほうが良いのかもしれません 😉

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crossnote ver 1.5リリース!

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投稿日:2011年01月26日 作成者:yasunaka

crossnote ver 1.5をリリースしました。

crossnoteはドキュメンテーション・プロセス全体の効率化を目指し、同時編集機能や変更連携、高度な変更履歴管理、スケジューリング機能、 参照コピー機能、XML連携およびJavaScript自動化などといった機能をもった、次世代型ドキュメンテーション・プラットフォームです。

今回のバージョンアップの最大の目玉は、Mac OS X および Linux対応です。

crossnoteはEclipse RCPという基盤を用いて開発していますが、このバージョンを最新の3.6系に更新し、合わせてMac OS XおよびLinuxへの対応を行いました。(なお、Mac OS X版の提供は2月初旬を予定)

さらにレイアウト・エンジンも大幅に改良し、段組もできるようになりました。

さらに漢字変換方式の改良やペースト処理の改良、図形の精細化など、きめ細かい改良を重ね、より使いやすくなりました。

crossnoteは2006年より開発を開始し、2008年2月の一般公開以降、進化を遂げてきました。大きなバージョンアップとしてはver 1.4.0の公開から約1年半ぶりになります。今後もより使いやすく、便利になるよう、改良を続けていきます。

crossnoteの機能詳細については当社ホームページ(下記リンク)をご参照ください。

なお、お問い合わせはこちらにどうぞ。

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