心に残ったユーザからの一言 その2
投稿日:2007年05月15日 作成者:yasunaka
これは私の知人から教えてもらった、心に残ったユーザからの一言です。
「システムを作るのは一時かもしれないが、私たちはそれをずっと使い続けるのです」
システムを作る側は、作っている間はそれに打ち込んでがんばるわけですが、リリースしてしまうとそれで終わったと考えがちです。しかしユーザはむしろリリースしてからが本番で、そこからシステムとの長い付き合いが始まります。
作る側も、そのシステムをどんな人達がどのように使い続けてくれるのか、またそのシステムについてどう思うのだろうか? そんなことを考えながらつくるべきなのでしょう。そしてリリース後、何年間もユーザが使い続けられるシステムとしなければならないという責任感も、よりいっそう沸いてくるのではないでしょうか?
ビジネス的な観点では「凝る事」はコストがかさむだけであまり評価されないことが多いですが、ユーザ側の視点で喜んでもらえるようにシステムを凝ってみて、長い間喜んで使ってもらえるようにすることは、長い目でみれば大きなプラスのリターンが得られるのではないかと考えます。