Webのほうが簡単?

投稿日:2011年01月16日 作成者:yasunaka

いまさらですが、今日、家のDVDレコーダーを地デジ対応のBlue Rayレコーダーに置き換えました。で、新しいBlue Rayレコーダーを操作してみたのですが、リモコンのボタンの多さにびっくり。テレビとの連動機能もあるせいか、似たような名前のボタンがたくさんあって説明書と首っ引きでもどれがどれだか….

そのレコーダーはあるインターネットサイトから買ったのですが、商品のコメント欄に、「マニアックな機能が多く、使いにくいので初心者にはお勧めしません」とコメントする人が多かったのにも関わらず、値段の安さに魅かれて買ってしまったのですが、おー、まさにそうだね、としみじみ思いました。 😉

さて、話は変わって、最近、システムは「Webのほうが使うのが簡単」という共通認識ができつつあるように思います。これは運用が簡単ということではなく、ユーザビリティ的に、よい意味で「簡単」ということです。いろんな方と接していて感じるのですが、そのように聞くことが非常に多いんです。

なぜそのような認識の人が多いのか、理由をちょっと考えてみました。

1.機能が限定されていることが多く、それがかえって使い勝手の良さにつながっている。

2.ツールバーやアイコンなどといった「制約」に一切とらわれないことで、画面上の見える部分に必要な機能をすべて並べているので、目的の機能を見つけやすい。

と、こんなところでしょうか? ネイティブ・アプリケーションでは当たり前になっているメニューバーやコンテキスト・メニューなどは、結局いちいち開いてみないとどこに目的の機能が隠れているのかわかりません。Webはベタにさまざまな機能を見える形で提示していることが多く、初心者でも目的の機能を探しやすいのだと思います。

そして、そのように見える形で並べるためには、必然的に機能を絞り込むことになります。結果として、本当に必要な機能だけが、画面上ですぐに見つかる、と。これなら「簡単」で、使いやすいはずです。

なんてことを、冒頭のBlue Rayレコーダーと格闘しているときにちょっと思い出してしまいました。ま、初心者にはお勧めしません、と書かれてしまうことが、値段に反映していたということかもしれません…