クラウド・コンピューティングの普及

投稿日:2009年08月04日 作成者:yasunaka

今朝の日経新聞のトップに『「クラウド」普及へ投資 企業システム費、大幅減』と、富士通や日立がクラウド・コンピューティングの普及をにらんでデータセンターを新設する、というニュースが載っていました。

日経トップですよ。他にニュースが無かったのでしょうが、それにしてもクラウドの話が日経のトップになる時代が来たのですね。クラウドという言葉がそれなりに普及してきたという証です。

ちなみにこのブログでクラウド・コンピューティングを最初に取り上げたのは2007.12なので、わずか1年半ちょいぐらい前です。そのときには「あ?、また新しいバズワードが増えたか?」的な部分も多少あったのですが、それがここまで普及した言葉になってきたので、少々驚いています。

今では全く聞かなくなったWeb2.0という言葉と比較した場合、Web2.0は雰囲気のような、非常に曖昧とした概念に過ぎなかったのに対し、クラウドは巨大なビジネスに発展しそうに思える分、だいぶ言葉の重要度が異なるように思えます。

後は実際の企業での利用がどの程度普及するかにかかっていますね。まだまだサーバを自社に置かなければならないというセキュリティポリシーの縛りがある会社が多いと思います。クラウドを本格復旧させるには、この縛りをどう切り崩していけるかにかかっていると思います。