アプリケーションの動作スピードを遅くするもの

投稿日:2008年09月10日 作成者:yasunaka

最新のcrossnoteを初期バージョンに比べると圧倒的にパフォーマンスが改善されているのですが、私の環境のうち、デスクトップ側で動かした場合、PCを起動した後の最初のcrossnoteへのログインからドキュメントを開くまでが本来のスピードではありえないくらい遅いのです。もう一方のノートPCのほうはそれに比べると(能力が低いにも関わらず)かなり早く立ち上がります。

デスクトップ側もそれ以降ドキュメントを開いたり、crossnoteを起動しなおしたりする場合にはすぐ立ち上がるのですが、PCを起動した直後はどうにも非常に遅いのです。

以前この問題を調べたのですが、原因はサーバとの通信が、最初の1回目だけ時間がかかっている、ということでした。そしてノートPCのほうはその問題が発生していませんでした。

デスクトップPCとノートPCはOSやパッチなどのバージョンは同じです。1つ大きな違いは、ウィルスチェックソフトの種類でした。試しにデスクトップPC側で別なメーカのウィルスチェックソフトに切り替えたところ、問題は劇的に改善されました。

ソケット通信の先で行われていることなので、ブラックボックスであり、なぜこのようなことになっているのかについてそれ以上の追及はできなかったのですが、おそらくデスクトップ側で利用しているウィルスチェックソフトのソケット通信内容のチェックのパフォーマンスが極端に悪いことに原因があるのだと推測されます。ただそのウィルスチェックソフトは企業利用のシェアが非常に高いソフトで、かつ企業での利用を前提としたバージョン(サーバ側から集中管理できる仕組みをもったウィルスチェックソフト)なので、企業での利用が前提のcrossnoteにとっては厄介な問題です。

引き続き、解決策を検討していきたいと思います。