メールは満足化原則を満たしているか?
投稿日:2008年06月06日 作成者:yasunaka
一昨日、「最適化 vs 満足化」というテーマを書きましたが、今日はその続きです。今日はメールについて、この「最適化 vs 満足化」を考えてみたいと思います。
メールは今や誰でも使う、非常に基本的なインフラとなっています。そして普通にメールを使っている人にとっては十分便利であり、満足している人も多いと思います。なので、これより少し便利なものが別に現れたとしても、なかなか普及しないでしょう。
でも、プロジェクトなど、チーム・コラボレーションに話を絞った場合にはどうでしょうか? チーム・コラボレーションにおいても基本ツールとしてメールは欠かせないものですが、果たしてこのシチュエーションで使っている人たちは満足して使っているのでしょうか? ぜひ皆さんに意見を聞いてみたいのです。
私がチーム・コラボレーションにおいてメールを使っている際に感じる不満としては、こんなことがあります。
(1) 送り先を指定するのが面倒。間違えてひどい目に合うこともある(いや、あった)。
(2) 後になって、「あ、このときの議論、文書に反映されていないけど、メールでやり取りしてたな」というシチュエーションが良くあるが、探すにの骨が折れる。またこういった情報はチーム内で共有されることがない。
(3) メールに文書を添付すると様々なバージョンのドキュメントが散乱して、どれが最終版なのかがわからなくなりやすい。最悪なのは、その添付されたドキュメントを互いにやり取りし合うものだから、本当に訳が分からなくなる。
(4) 重要な質問などを送っても、相手が忙しくてほったらかしにされてしまった場合、そこでその仕事が止まってしまう。
他にはどんなことがあるでしょうか? ぜひ教えてください。