なぜ設計書にExcelが多用されるのか?

投稿日:2008年04月18日 作成者:yasunaka

設計書を書く際にいろいろな用途でExcelを使っている人は多いのではないでしょうか? 私自身、それなりに活用しています。私の場合には設計書そのものというよりは、周りの資料を作成するために使っています。

例えば、表ベースで仕様をまとめておき、その仕様を元に実際にアプリケーションを構築するための何らかの要素を自動生成する、という使い方をされる人は多いのではないでしょうか? 私も例えば、Excelシート上にデータベースのテーブルの定義を書いておき、それをVBAでDDLに落とすようなことをよくやってきました。

昨日ある方にお会いしたのですが、その方のところではかなりExcelをうまく利用しており、いわばExcelがマスターデータのような扱いになっていて、それを元にHTML化したり、データベース定義を自動作成したり、コントロールするためのXMLを自動生成したり、などといったことをやっていました。

設計書の一部が実際のアプリケーション構築のための元情報となるという考え方は、情報の一元化という観点で非常に効率的だと思います。Excelを使うというのは、こういったことを実現するのにExcelが一番手軽だ、ということから普及しているのでしょう。

設計書を扱うと言っている以上、crossnoteでもこの手のサポートをうまく考えていきたいと思っています。