ドキュメント指向コミュニケーションとグループTODO管理

投稿日:2008年04月03日 作成者:yasunaka

さて先日、Ver 1.1.0のリリース時に見送ったもうひとつの目玉機能「Q&Aの管理機能」ですが、おそらく明日(4/4)にリリースできると思います。(本当は今日のつもりだったのですが、いろいろな都合で1日延ばしました)

Q&Aの管理機能というと、単にQ&Aのやり取りの一覧表のことだけ、と思われてしまいますが、実はこれが大きな将来性を持っていると考えています。なぜならば、これで細かいTODOを管理できるようになってくるからです。このTODOは、要件管理で扱う要件よりはもっと粒度の細かい、ちょうどプログラミングをする際にソースコードに書くTODOに相当するようなものです。

TODOは結局のところ、いつまでに、誰が、何をするかというだけのことです。今まではTODOをPCのディスプレイに付箋紙で張り付けたり、プリントアウトしたドキュメントに付箋紙をつけたりしていたと思いますが、これだと期限までにちゃんと仕上げたかどうかが確認できません。またみんなで共有することもできません。

ディスクトップ上で付箋紙が使えるアプリケーションもありますが、本当に付箋紙を張りたい対象は、作業している対象そのもの、たとえばドキュメントを書いている場合にはドキュメントにTODOを書き込めれば便利なはずです。そうすることで、みんなでTODOを共有することができますし、ドキュメントを見れば、なにが「やりかけ」なのかが一目瞭然になります。

そしてプロジェクト全体でどんなTODOがあって、予定を過ぎているものはないかとか、誰か特定の人がボトルネックになっていないか、などを確認するために一覧機能を利用します。こうすることで、TODO全体をプロジェクトで管理することができるようになってきます。

明日のリリースをお楽しみに。(と言っておいて、リリースできなかったらまずいね。:lol:)