所属

投稿日:2008年02月15日 作成者:yasunaka

通常、プロジェクトにはいろんな会社の人が集まります。協力会社やユーザ企業、コンサルタント、いろいろなバックグラウンドを持った人達の集まりです。そういった人達が一緒になって1つの仕事をしているわけですが、なぜか昼飯時になると「同じ会社」同士で飯を食べに行く、なんて傾向が強くありませんか?

もちろんそうではない人もいます。でも経験的に、一緒に飯を食べる相手に同じ会社の人を選ぶ傾向が強いと思いませんか?

飯を食べに行くだけの話ではなく、何かある毎に会社単位でまとまってしまう、というのは実はプロジェクトに対する所属という感覚があまり無いためではないでしょうか? つまり所属とは会社に所属するものであって、プロジェクトに所属するものではない、という意識が自然に出来上がっている場合が多いように思えます。

しかしなんでプロジェクトではなく、会社なのでしょうか? 確かに社外秘の情報があるような場合には、同じ会社の人だけで、というのはわかりますが、普通に話しているときには同じ会社かそうでないかはあまり関係ありませんね。会社に所属しているという結びつきよりも、一緒に仕事をしている、という関係のほうがよっぽど強い関係のはずです。

会社というよりはプロジェクトに所属している、という感覚が出てくることがプロジェクトを成功させる上では重要ではないかと私は考えます。