ホウレンソウ

投稿日:2007年10月29日 作成者:yasunaka

先日、会社と社員の関係ってどんなものなんだろう、と考えさせられる体験をしました。あまり詳しくは述べませんが、ある商品を買う際に感じたことです。

個人用のある商品を購入した際、その商品の営業マンの不手際のために、ちょっとしたドタバタがあったんです。その営業マンの方自身は良くやってくださっていたのですが、如何せん、手際が悪かったのですね。その上、基本的な部分で間違いをしていて、そのために何度も契約しなおす羽目になったり、あちこちに確認の電話を入れる羽目になったり、時間を食われたり、となってしまったのです。

ちなみにその営業マンはまだ新人さんのようでした。

結果としてはその営業マンを責める話かもしれないのですが、そこでふと思ったのは、そういう事態をその会社は、会社として予めリスクとして認識し、うまくコントロールすべきだったのではないか? ということです。

その営業マンの人は自分のミスをなんとか自分の中だけで処理しようとしていたようなのです。しかし、やっぱりミスは個人の責任ではなく、会社の責任として処理するような仕組みにしておかなければならないはずです。

つまり、こういう事態が発生したら必ずエスカレーションすること、などといった規則を予め決めておいて、問題が発生したら必ず上司に連絡を入れ、皆で問題をシェアし、解決策を確認する。非常に当たり前のことなのですが、この教育がきちんと出来ていないことが問題だと思ったのです。

昔はビジネスマンになったら最初に「ホウレンソウ(報告、連絡、相談)」の原則を習ったと思うのですが、今はどうなんでしょうか? 今一度、噛み締めてみると良い言葉ではないでしょうか?