crossnoteの小さな工夫(3) – シーケンス・パラグラフ

投稿日:2007年08月23日 作成者:yasunaka

今日もcrossnoteネタの、crossnoteの小さな工夫シリーズ、第3弾です。今日はシーケンス・パラグラフをご紹介します。

設計書を書いていると、手順を説明することってよくありませんか? たとえば以下のようなものです。

ハンバーグの作り方
(1) 玉ねぎをいためる。
 このとき、茶色っぽくなるまでしっかりといためること。

(2) 他の材料とあわせる
 いためた玉ねぎをボウルに移動し、パン粉などと合わせます。

(3) 形を整える
 中の空気を抜くようにして…

この(1)、(2)、(3)と番号を振ってタイトルを書き、その下に説明文を書くというのは良く使う手法だと思いますが、例えば代表的なワープロであるWordでこのようなスタイルで書く際、中の説明文を書きたいところに勝手にナンバリングされてしまいます。いちいちナンバリングを外す操作をしなければなりません。また説明文をいじっているうちに、下の項目がまた1から始まるようになってしまったりすると最悪で、結局自動ナンバリングをやめて手で番号を振りなおしたことも何度となくあります。

crossnoteでは上記のような書き方をするために、シーケンス・パラグラフというものを用意しました。シーケンス・パラグラフとは順序を説明するためのパラグラフという意味で、ナンバリングしたタイトルと本文という組み合わせの文章を書きやすくしています。

シーケンスパラグラフのナンバリングはアウトラインの構造に従って行われるので、ナンバリングが思ったように行われずにいらつくこともなくなると思います。また開始番号を指定することもできるので、節をまたいで通し番号で説明するなどといったことも可能です。さらには通常のパラグラフとシーケンス・パラグラフで切り替えることも簡単です。