アプリケーションの原材料表示
投稿日:2007年08月09日 作成者:yasunaka
自分が普段使っているPCの裏で、どんなプロセスが裏で動いているか把握している人っていますか? 最近のPCにはいろんなものがてんこ盛りになっていて、知らないプロセスが一杯動いていて、わけがわかりません。Windows95のころまでは、どんなプロセスが動いているかぐらいはだいたいというか、なんとなくは把握できていたのですが…
先日、使っているPCが突然ウィーンとうなりを上げて冷却ファンが回り始めました。CPU負荷の高いようなことは何もやっていません。なので、気になってタスクマネージャを開いてみてみたのですが、CPUの%が高いのはSystem Idle Processだけです。でもCPU使用率の履歴グラフにはなんかのプロセスがCPUを使っているように表示されています。System Idle Processっていうのは、CPUの空きを示しているんじゃなかったでしたっけ!? まあそれは置いておいて、改めてそこに並んでいるプロセスを眺めてみて思ったのは、ほとんどが知らないものばかりだということでした。(あの、一応ウイルスチェックはちゃんとやっていますよ)
裏で何か知らないプロセスがうじゃうじゃ動いているというのは気持ちのいいものではありません。メモリを食いますし、遅くなる可能性もあります。また「よくわからないものが動いている」という状態はセキュリティ的にも問題があるといえます。
しかし、最近のPCには実にわけのわからないプログラムが一杯プリインストールされてしまっています。また必要なプログラムをインストールする場合でも、そのプログラムがおまけのプログラムをいろいろ一杯インストールしてしまったり、更新をチェックしたり起動をスピードアップさせる常駐プログラムを裏に仕込んいる、なんてことはよくありますよね。
一方で、どのプロセスは必要で、どのプロセスは必要のないものなのかがよくわかりません。私は勝手にPCにインストールされている必要のないプログラムはさっさとアンインストールしてしまう派なのですが、果たして本当にそのプログラムをアンインストールしてしまって問題がないのか、いつも悩まされています。
食品の分野では消費者に対して使っている原材料を明記することが義務付けられていますが、システムの分野でも同じようにすべきではないでしょうか? つまり、せめてアプリケーションをインストールすることによって、どんなものが追加されるのか、またどういう場合に必要で、逆にどんな場合には必要のないものなのかをユーザがわかるようにする、ということです。セキュリティの観点からは結構重要なことのように思えます。みなさんはどう思いますか?