Googleのソフトウェア・エンジニアリング
投稿日:2007年06月21日 作成者:yasunaka
Google Developer Day Tokyo の鵜飼さんのプレゼンをまとめたメモ(ブログ)へ?たのめも「Google のソフトウェア・エンジニアリング」を読みました。Googleは既にテレビを始め、いろいろなメディアで開発スタイルが紹介されていまずが、実際に中で働いているエンジニアの方自身による、社内での開発の様子というのは非常に参考になりました。
いろんなところで持ち上げられているGoogleの開発スタイルは、実際にこうやって聞いてみてすごいな、と思う部分が多いのですが、一方で、あ、これは実は基本的なことをきちんとやっているのにすぎないのだな、と感じることも多く、そういった意味ではなにか自分のまったく知らない世界があるというわけではないという点で、ちょっと安心した部分もあります。
私が一番感銘を受けたのは、Googleでは偉い人(フェローとか)ほどコードを書きまくっている、という話です。日本とは逆ですね。私の会社でもぜひこれを目指したいです。
メモの中に「Design Doc」というのがあるのですが、これは一般にいうところの「システム概要設計書」(会社によっては基本設計書と呼ぶこともあるらしい)そのものですね。同じじゃん、と思ったのですが、一方でさすがだな、と思ったのは「一般的にはあんまり長くない。」ということ。これです。無駄に分厚いものが良いのではありません。(読んでいない人はぜひ過去の私のブログ?設計書に書くべき範囲を読んでみて下さい)
あと、
・パフォーマンス重視
・スケーラビリティ重視
・信頼性重視
というあたりは、Googleならではのプロフェッショナリズムを感じます。ぜひこうありたいですね。