Eメールの有効性

投稿日:2007年05月30日 作成者:yasunaka

以前大量のメールが飛び交うでプロジェクト内でのメールのやり取りの多さについて書いたのですが、今回はビジネスインフラとしてのEメールについて書いてみたいと思います。

Eメールは今やビジネスインフラとして完全に定着しているといって良いでしょう。仕事上のやり取りを行うには実に優れた仕組みです。BtoBの商売であれば、まずほとんどのケースでメールでのやり取りが可能だと思いますし、履歴も自動的に残るので、電話の場合のように言った、言わないの問題になることがありません。またPUSH型の仕組みでありながら、いつメールを読むかは読み手側の都合で決められるので、うまく使えば非常に効率的に仕事が進められるようになります。

ある意味でFAXが似たような情報伝達の仕組みだといえますが、送る手間、受け取る手間、整理する手間など、FAXはいろいろ手間がかかりますよね。私の場合、FAXとメール、どっちかを選択しろといわれたら何の躊躇もなくメールを取ります。とまあ、便利なことは間違いないメールですが、一方でスパムメールの多さに辟易している方も多いと思います。またスパムメールとはいえないものの、こちらがそれほど読みたいとは思わない広告メールを送り続けられる、というのもあまりうれしくない話です。

スパムメールに対してはスパムメールフィルタが便利なのですが、間違えて通常のメールがスパムメールとしてブロックされている場合が多く、ちょくちょくスパムメールのリストをチェックしなければならない点が難点です。またドメイン名でスパムメールを判別している場合、ちゃんとした会社のドメイン名がなぜかスパムメールのブラックリストに載ってしまって、そのお客様からのメールがいつの間にか受け取れなくなっていた、なんてこともありました。

スパムメールは送信にコストがかからないことに起因していると思います。そう考えると実現性は薄いのかもしれませんが、インターネットとは別の、送信するのにコストのかかる有料のビジネスEメールネットワークなんてのがあっても良いのかもしれませんね。