なるほど – 「ググるな危険」

投稿日:2009年12月19日 作成者:yasunaka

@自分戦略研究所のブログで、ひでみさんという方がググるな危険というテーマでブログを書いているのですが、これがとても面白いです。私はこの内容にとてもストレートに共感できる部分が多いですね。

ひでみさんの指摘は、2つあります。

1つ目は、内容を理解しないまま検索&コピペで済ます文化に対する批判です。この弊害は私も良く感じています。検索してコピペすれば、確かにアウトプットとしては「なんとかなる」場合が多いのですが、きちんと理解できていないので、その場しのぎをしているだけになっているのです。これはプロの仕事ではないですね。

もう一つは、質問をなかなかしないまま抱え込んでしまう人への批判。わからないときはもっと質問をするべきだと。

その通り。抱え込んで質問しないまま半日悩んだあげく、全然違う方向に進み出して、後で「違うじゃん」ってなった場合、どれだけ大きな無駄を発生させているのかを認識しないとだめなんです。

でも質問って難しい。このブログをテーマに「ググるな危険」を読み解くというまとめが@自分戦略研究所に載っていますが、その中で生島勘富さんという方が『注意しなければいけないのはただ1点、「同じ質問を何度もしない」ということだけ』という指摘をしています。

そう。同じ質問を繰り返さない。これが基本中の基本だと思います。これを守れば、どんどん質問をすべき。そういうコミュニケーションが重要なんです。

でもやっぱり心理的抵抗があって、質問するのが難しいと感じている人がいると思います。そんな人には、ぜひこれを勧めてみたい。

「今、一番適切な質問は何か?」

質問することに心理的抵抗があって抱え込みやすい人って、自分で考えるのが好きな人じゃないかと思うんです。そんな人は、ぜひ今、何を質問するのが一番適切なのか?を考えて欲しい。これは、自分がわからないことは何か?を明確にすることだと思うんです。

つまらない質問をだらだらとする人がいますが、こういう人は、自分が何がわかっていないのかもわかっていない。ただ単に質問するのではなく、自分が本当に理解すべきことを明確にした上で、相手に質問をする。これが重要だと思っています。

質問が苦手な人でも、何を質問するのが適切なのかを最初にじっくり考えるようになれば、自分の頭の中身の整理ができ、質問の内容が的確になり、質問をしやすくなると思っています。

もしあなたがそういう人の場合には、ぜひ試してみてください。