crossnote ver 1.3.1リリースします

投稿日:2008年10月07日 作成者:yasunaka

現在最終テスト中ですが、crossnote ver 1.3.1をリリースします。今回のバージョンでは参照検索機能がさらに強化され、かつ外部ファイルの使い勝手を向上させました。

1.参照検索機能の強化

あるドキュメントを修正する場合、同時にメンテナンスしなければならない対象のドキュメントはどれか? それを知るための便利なツールとして参照検索機能をさらに強化しました。

前回のver 1.3.0で参照コピーという仕組みを導入し、さらに「あるドキュメントを参照コピー元とするドキュメント」を検索する機能を用意しましたが、この機能をさらに強化し、参照リンクについても同様に検索できるようにしました。

参照リンクはドキュメントの文中に埋め込めますので、例えばドキュメント中に『ドキュメント「運用設計書の.5.1 HA構成について」を参照』のように参照リンクを入れておけば、「運用設計書」からこのドキュメントを検索するするができます。

参照リンクの例

さらにこの参照リンクは質問やコメントにも添付でき、さらには外部ファイルからもコメントなどとして参照リンクを指定できるため、外部ファイルも検索対象に含めることが可能です。

外部ファイルにコメントが付いている例です。

外部ファイルのコメントの例

コメントをダブルクリックするとコメントの中身を見る画面が開きます。画面の一番下のドキュメントのアイコン(プロジェクト「crossnote」のドキュメント「crossnote導入手順書」)により、このテストExcel.xlsファイルがcrossnote導入手順書を参照していることを表しています。

外部ファイルにつけたコメントのリンク

2.外部ファイルの使い勝手の向上

外部ファイルを開いている状態で同じファイルをワークスペースから再度起動したときの振る舞いや、新規の外部ファイルはデフォルトで編集状態にするなど、細かな使い勝手を向上しています。

3.戻る/進む機能

[ALT + ←]および[ALT + →]でドキュメントを開いた順に戻ったり進んだりすることができるようになりました。参照リンクで他のドキュメントにジャンプした後、元のドキュメントに戻るには[ALT + ←]です。

4.選択範囲の文字数の表示機能

一番下の左端に、選択した文字列の文字数を表示するようにしました。

文字列の選択