成功報酬型の業務システム

投稿日:2008年07月24日 作成者:yasunaka

先日、成功報酬型の業務システムの話を聞きました。そのシステムで扱ったものが売れると、1つ売れる毎にいくら、というのが決まっていて、その分お金が入る仕組みだそうです。開発元はその分リクスをとっていて、開発元がその費用の大部分を負担しているようで、導入費はかなり抑えられていると聞きました。

対象の商品が売れると儲かる仕組みです。リスクはありますが、面白い商売だと思いました。システムを使う側としては商品が売れたときにその分支払えば良いので、システムコストをあまり気にせずに導入できます。ランニングコストとしては効いてくるのですが、売れるか売れないか、売ってみないとわからないのが商売です。売れなければコスト負担が非常に少ないというのは魅力的でしょう。

言い換えると、システムの初期費用を軽くカバーできるほど売れるとわかりきっているものには、この仕組みは使われにくいのかもしれません。その場合にはシステム開発コストを負担してでも、ランニングコストを下げたほうがいい、という判断になるでしょう。

しかし大半の商品というのは、どの程度売れるのかがはっきりしないものではないでしょうか? このようなシステムがあれば導入する側は大抵は飛びつくと思います。またシステムを売る側としても顧客が儲かれば自分も儲かるという、Win-Winの関係を築けます。

「顧客とともに栄える」非常に良い仕組みのように思いました。