コーディングルール

投稿日:2007年06月22日 作成者:yasunaka

皆さんのところではどんなコーディングルールが採用されていますか? 最近は対象言語の標準的なコーディングルールを採用するケースも多くなってきていると思うのですが、そのような標準的なコーディングルールとは異なる社内標準が存在するケースも良く聞きます。そのような場合、従うのは当然としても、なにか割り切れない感じを受けませんか?

開発プロセスとかを事細かに定義しているところほど、この手の標準から離れた社内標準のコーディングルールを採用していることが多い気がします。

問題なのは、そのような社内標準のコーディングルールを決めた人たちがその言語環境についてあまり良く知らずに、他の言語で作ったルールをそのまま持ち込んでいる場合です。たまに見るのですが、オブジェクト指向言語のクラス名やメソッド名に管理番号が入っていることがあります。まあ、C言語とかで書いていたときにはこれも有りだと思うのですが、オブジェクト指向言語の場合には既にその言語内にパッケージ(あるいは名前空間)とかクラス名とか、管理番号に相当する、もっと良い仕組みが既に存在しているのですから、そんなルールは要らないというか、可読性を下げているだけだと思うのですが、「ルールだから」の一言で押し切られてしまうのですよね。

やっぱり、何のためのルールなのかを良く考えて、適宜必要であれば見直すという姿勢が必要ですよね。