crossnote ver 1.6.3リリース

投稿日:2012年05月25日 作成者:yasunaka

昨日、crossnote ver 1.6.3をリリースしました。

ver 1.6.3では、編集スケジュール画面を改め、計画・管理画面とし、ドキュメント全般の管理を行いやすくしました。またDITA対応の一環として、インライン図形への対応や複数の部品をまとめる「部品枠」の追加、DITA表形式への対応などを行いました。

1.「編集スケジュール」 ⇒ 「計画・管理」へ

「編集スケジュール」機能を改め、「計画・管理」画面として、より広い目的で利用可能にしました。

新しい「計画・管理」画面では、次のような内容を表示できます。

1.編集スケジュールの一覧
2.プロジェクトの全ドキュメントの一覧

さらにドキュメント・キーワード(ドキュメントのメタ情報)を含め、さまざまな項目による絞り込み機能もありますので、目的のドキュメントを簡単に抽出することができます。
もちろん今まで通り、編集スケジュールやレビューの計画、進捗状況の管理などに用いることも可能です。またドキュメントの一覧はExcelファイル形式でエクスポート可能です。

2.インライン図形対応

crossnoteでもテキスト中に図形(イメージ、もしくは挿絵)を張り込めるようになりました。
例えば、 このような感じに、文章中に図形を含めることができます。(正直なところ、まだ対応していなかったのか!?と、突っ込まれそうですが… まだだったんです…)

3.部品枠機能の追加

見出しや本文、表や図形など、複数の部品を組み合わせた入れ物として、部品枠を追加しました。
例えば、以下のような形で、部品枠を設定することができます。

すると、その部品枠を参照して差し込む形で、別のドキュメントを構成することができます。下の例では、上記のsource2の参照コピー結果と、別のsource3の参照コピー結果で派生ドキュメントを作成しています。

参照コピーされた部品枠に含まれた各見出しや図・表のタイトルは、構成に応じて自動的にナンバリングされます。

4.DITA表への対応

XMLタグ設定において、DITAの表、および簡易表に対応しました。スキーマを定義する際、内容の形式において「表データ」、もしくは「簡易表データ」としておくことで、DITAの表形式を扱うことができます。

他にもさまざまな改良を行っています。ぜひお試しください。(お問い合わせはこちらまで)