投稿日:2020年07月17日 作成者:yasunaka
7月17日にcrossnoteの定期バージョンアップを行いました。version 1.9.6では承認時のドキュメントの自動PDF化・電子署名・サイン機能、機械翻訳機能などに対応しました。他にもパフォーマンスの改善を始め、数多くの改善を行っています。
承認時のドキュメントの自動PDF化・電子署名・サイン機能
承認時にドキュメントを自動的にPDF化し、必要に応じて先頭ページや最終ページの署名ページなどを付与して、本人のサインや印影を書き込み、最後に電子署名まで行う、といった一連の動作を自動的に行えるようになりました。
機械翻訳機能
高精度で注目されているDeepL社の機械翻訳APIに対応しました。DeepLはディープラーニング(深層学習)を軸にした機械翻訳を提供するドイツの企業で、現在、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語、イタリア語、ポーランド語、ロシア語、日本語、中国語に対応しています。
- crossnoteドキュメント全体を丸ごと翻訳して派生ドキュメントに変換
- 指定部品をオンデマンドで翻訳
- 翻訳の元言語のドキュメントが変更された場合に、変更された部分を容易に判別し再変換できる
crossnoteの派生ドキュメントの仕組みを用いることで、元言語の変更された部分だけを再翻訳する作業が非常にやりやすくなります。さらに巨大なドキュメントでも分割して編集できるので、複数人での作業も簡単です。参照リンクを翻訳されたドキュメント間の参照リンクに自動で張り替えることもできます。
他、数多くの機能改善・バグ対応を行っています。
投稿日:2020年04月09日 作成者:yasunaka
4月9日にcrossnoteの定期バージョンアップを行いました。version 1.9.5では承認されたドキュメントを開くモードの追加、crossnoteドキュメントのコメント機能改善、テンプレートの書式設定機能(Style Editor)の改善などを行っています。
承認されたドキュメントを開くモード
ワークスペースには表示する対象を絞り込むためのフィルター機能があります。このフィルター機能に、承認されたドキュメントのモードを用意しました。これを選ぶと、承認されているドキュメントだけがワークスペースに表示されます。
「承認済」モードによるフィルターでは、現在のドキュメントの状態に関わらず、承認されたドキュメントを対象とします。(承認が取り消されたドキュメントは表示されません)
この「承認済」モードでファイルを開くと、承認された時点のドキュメントを開きます。
crossnoteドキュメントのコメント機能改善
crossnoteドキュメントの右側のViewにコメントの一覧と、選択されているコメントの内容、および返信の内容などを表示するようにしました。
コメントを選択すると同時に、自動的にコメントの付与された部品についての変更履歴が下に表示されます。どう修正したのかを確認するのが簡単になりました。
さらに、簡単な文言の修正など、レビュア側で修正後の内容を指定したい場合に便利な「修正依頼」機能を追加しました。
レビュイー側ではワンタッチで依頼内容の修正を実行したり、逆に棄却することができます。
テンプレートの書式設定機能(Style Editor)の改善
テンプレートの書式設定機能(Style Editor)において、今まで編集のできなかったテーマが編集できるようになりました。簡易表紙やヘッダー、フッター、索引などの書式をGUIで編集できます。
さらに、フォントのデフォルト値の設定機能などが追加され、使いやすくなっています。
他、数多くの機能改善・バグ対応を行っています。
投稿日:2020年01月08日 作成者:yasunaka
皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、新年早々ですが、 本日 2020年1月8日に crossnoteの定期バージョンアップを行いました。version 1.9.4ではcrossnoteドキュメントの編集・校正を行いやすくするための機能改善を行っています。
Smart View対応
Smart View機能は、crossnoteドキュメントの編集中、ワークスペースビューから余計な情報を消し、編集中のドキュメントに関する情報だけに絞り込む機能です。
crossnoteドキュメントの編集中は余計な情報が表示されなくなるので、作業に集中しやすくなります。
プレビューモード対応
プレビューは、WordやPDFなどにエクスポートした状態での見え方をcrossnoteエディタ上で確認するための機能です。例えばインラインXMLタグによって表示が乱れているような場合に使います。
QC作業レポート機能
crossnoteドキュメントの編集できない箇所を明示し、QC作業が必要な部分を明確にします。 エディタの設定画面に「QC情報を表示する」項目をチェックすると、以下のようになります。
- 編集禁止部分、および参照コピー部分の背景色を濃い灰色で表示。
- 印刷時には上記に加え、属性キーワードの背景色も同じ濃い灰色で表示。
他、数多くの機能改善・バグ対応を行っています。
投稿日:2019年09月30日 作成者:yasunaka
本日9月30日、crossnoteの定期リリースを行いました。今回のバージョンアップでは幅広く機能改善を行っています。
- ポートフォリオ/プロジェクトの並びのマニュアル設定機能
- コミットメールのUI改善
- コンフリクトの一括解消機能の追加
- 編集不可のステータスからの承認
- 新旧比較対照表で表や図形がはみ出ないようにする
- 編集ロックされたファイルのリリース
- 下線種類の追加
- ナンバリングの対象外とする見出しを設定できるようにする
- 編集禁止部分が識別できるPDF出力機能
- 図形枠内のイメージの差し替え機能
他、数多くの機能改善・バグ対応を行っています。
投稿日:2019年07月03日 作成者:yasunaka
本日、インテリジェント・ドキュメント・プラットフォーム crossnoteの 定期バージョンアップ(ver 1.9.2)を行い、同時に薬の添付文書を編集するためのアドオン-添付文書プラグインの最新版をリリースしました。これにより新記載要領に対応したドキュメントを効率的に編集することができるようになります。
crossnoteの添付文書プラグインを使うと、新記載要領の移行も容易です。
- crossnoteの添付文書プラグインは複雑なXMLの構造を理解することなしに、Wordのような感覚で利用できます。
- 新記載要領のXMLファイルをインポートしてcrossnoteドキュメントへ変換したり、 crossnoteドキュメント から 新記載要領の XMLファイルへのエクスポートが可能です。
- 旧来のSGMLファイルをインポートしてcrossnoteドキュメントへ変換し、これを元にして新記載要領の移行することもできます。
- 新記載要領の添付文書のルールに従って編集するように、挿入する部品をコントロールします。
- crossnoteドキュメントはWordファイルへ変換することもできますし、Word上で編集したものを元のcrossnoteドキュメントへ反映させることもできます。
- 他にもドキュメンテーションのためのcrossnoteの様々な仕組みを利用することで、添付文書の編集作業をより効率的に行えるようになります。
crossnoteの添付文書プラグインはオンプレでもクラウドでも利用できます。興味にある方はこちらにご連絡ください。
投稿日:2019年04月08日 作成者:yasunaka
先週末にcrossnoteの定期リリースを行いました。今回のバージョンアップでは、crossnoteドキュメントの下線の波線対応、表の変更履歴の改善、プロジェクトによるフィルタ機能などを行っています。
下線に波線を使えるようになりました。
crossnoteドキュメント中、下線として、直線の他に波線が指定できるようになりました。上のツールバーで指定できます。
表の変更履歴がわかりやすくなりました。
変更点や変更履歴から表部品の比較を行う際、新旧対照比較表のように、セル内部のテキストの差分に対して背景色でわかりやすく表示するようになりました。
たくさんのプロジェクトの中から目的のプロジェクトにすぐにたどり着けます。
ワークスペースにあるフィルタ機能に、今までのドキュメント・ステータスやタグによる絞り込みに加え、プロジェクトやポートフォリオによる絞り込み機能を追加しました。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
投稿日:2019年02月28日 作成者:yasunaka
野村総合研究所(NRI)のニュースリリースで「Shingan」が発表されています。
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2019/cc/0228_2
ShinganはAI技術を用いて多様な文書から情報を抽出して定型化するソリューションなのですが、ニュースリリースで触れている通り、このドキュメント・プラットフォームとして弊社のcrossnoteを使って頂いております。crossnoteはShinganのプラットフォームとして連携して動作し、様々な使い方ができるようになります。
ご興味のかたはぜひNRIのホームページのニュースリリースをご覧ください。
投稿日:2019年01月15日 作成者:yasunaka
昨年末にこのブログでも予告しておりましたが、本日 crossnoteのメジャーバージョンアップを行い、現行のver 1.8系を1.9.0としました。
これはcrossnoteが利用しているベースソフトウェアJavaの提供元のOracle社がライセンスを変更するのに伴う処置になります。
crossnoteクライアントをお使いのお客様については、ver 1.9化に伴い、ver 1.8からは自動バージョンアップができないため、再インストールが必要となります。
ver 1.9.0は機能的には昨年末にリリースしたver 1.8.4とほぼ同じものになります(一部、crossnoteが利用しているEclipseフレームワークのバージョンアップに伴うバグFIXを含みます)が、今後、機能更新やバグ対応などはver 1.9系に対してのみ行う形になりますので、ver 1.8系のcrossnoteクライアントをご利用の方は早めにver 1.9.0への切り替えを済ませるよう、お願い申し上げます。
投稿日:2019年01月07日 作成者:yasunaka
先週末に crossnote ver 1.8.4をリリースいたしました。今回の主なリリースは以下の2つです。
(1) ゴミ箱(ローカル履歴)
ようやくですが、crossnoteにゴミ箱が追加されました。
ゴミ箱にはワークスペース上で(ローカルに行った)変更操作した際に、その時点のファイルが履歴として保存されます。
WindowsやMacOSのゴミ箱の場合、削除した時にゴミ箱に入りますが、crossnoteの場合、削除した場合だけでなく、保存したり、新規に作成したり、インポートした時にもゴミ箱にその時点の中身が履歴として保存されます。
そして指定した履歴の中身を見たり、その時点に戻したりすることができます。なお履歴は全部で100件まで保存され、古いものから自動的に削除されます。
(2) ネットワーク・エラーに対する耐障害性を向上
大量データのダウンロードなどにおいて、途中でネットワーク・エラーが発生した場合に自動的にリトライすることで、ネットワーク・エラーに対する耐障害性が向上しています。
また、プロジェクトのセットアップ中にネットワーク・エラーが発生して処理がストップしてしまった場合などに、その後処理を強化し、自動的に復旧できるようになりました。
ご興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
投稿日:2018年12月20日 作成者:yasunaka
2019年1月中旬を目途に、crossnoteのメジャー・バージョアンアップを予定しており、現行のver 1.8系を1.9.Xに変えます。crossnoteクライアントをお使いのお客様については、ver 1.9化に伴い、ver 1.8からは自動バージョンアップができないため、再インストールが必要となります。
これはcrossnoteが利用しているベースソフトウェアJavaの提供元のOracle社がライセンスを変更するのに伴う処置になります。
メジャー・バージョンアップ以降は機能更新やバグ対応などはver 1.9系に対してのみ行う形になりますので、ご了承ください。
オンプレミス環境でお使いの場合、crossnoteサーバーのバージョンをver 1.8としたままcrossnoteクライアントをver 1.9化して利用しても特に問題はありません。
なお、次回の定期リリース(2018.12末予定)によるver 1.8.4がver 1.8系の最終リリースとなります。
宜しくお願い致します。